2026年大相撲名古屋場所千秋楽

三賞は,殊勲賞が今日勝てば条件で藤ノ川,敢闘賞が熱海富士,また以下全員は今日勝てば条件で高安,藤凌駕,獅司,琴栄峰,尊富士。技能賞が安青錦。

 

一意が当たり勝ち,佐田の海を押し出し。

金峰山が諸手突きから右四つ,御嶽海を寄り切り。

千代翔馬が諸手突き,錦富士がかまわず攻めて左四つ,まわしが切れたが錦富士の押し出し。錦富士10勝目。

藤凌駕が一度つっかけ。二度目,藤凌駕が攻め込んだが朝紅龍が土俵際で左にかわし,朝紅龍の送り出し。藤凌駕は敢闘賞受賞ならず,花道が非常に悔しそうな顔。二場所連続で千秋楽で破れて三賞獲得ならずとなった。

両者すぐに左四つで狼雅の形が良く,獅司が強引な左下手投げで打開を図ったが狼雅が合わせて投げの打ち合い,これで獅司が崩れて狼雅の寄り倒し。獅司も敢闘賞受賞ならず。

若元春が突いて攻めていったが土俵際で朝白龍が左にかわして体を入れ替え,朝白龍が低く押し込むと若元春がはたいて呼び込み,朝白龍の押し出し。決まり手は寄り切りがとられた。

高安がかち上げから左四つ,すぐに朝乃山が巻き替えて右四つとなったがまわしがとれず,高安の左上手も一枚で伸び切り,互いに決め手を欠いて膠着。朝乃山がユルフンで高安の持つまわしがどんどん伸びていった。2分経過,高安が左上手出し投げで崩し,まわしを離して押し出し。高安は敢闘賞受賞。

尊富士が当たり勝って先に攻め込んだが押しきれず,尊富士が引いて呼び込み,琴栄峰の押し出し。尊富士は敢闘賞受賞ならず。琴栄峰は敢闘賞受賞。

大青山が当たって右四つ,正代が下がりながら巻き替えてもろ差し,正代が右から振って崩し,大青山が下がりながら巻き替えて左四つになったが遅く,正代の寄り切り。

欧勝馬と阿武剋が押し合い,欧勝馬の押し出し。

 

阿炎がかち上げから突いて攻め,宇良を突き出し。

一山本が諸手突きから突き放し,翔猿が引いて呼び込み,一山本の突き出し。

平戸海が一度つっかけ。二度目,豪ノ山が当たり勝ち,細かく突いて崩して平戸海を押し出し。

押し合いから美ノ海が上手く左からいなし,隆の勝を引っ掛け。

7-7対決。藤ノ川が当たり勝って右四つ,そのまま藤青雲を寄り切り。藤ノ川は殊勲賞獲得,また三役昇進を確実にした。藤青雲負け越し。

伯乃富士が当たり勝ってもろ差し,王鵬が右からの小手投げを見せたが伯乃富士が耐え,伯乃富士の寄り倒し。

大栄翔が諸手突きから突き放し,大栄翔が左からいなすと義ノ富士が耐えて向き直ったが足がそろい,義ノ富士が攻めかかったが大栄翔がかわして突き落とし。

これより三役。熱海富士が突き起こし,安青錦が左からのおっつけて粘ったがあまりの圧力に引いてしまい,熱海富士の押し出し。安青錦が3敗に後退し,優勝決定戦へ。

霧島がすぐに右四つ,左上手投げで崩して琴櫻を寄り切り。霧島も3敗で残ったため優勝決定戦は巴戦になった。

大の里が右四つ左おっつけで攻め,琴勝峰を寄り倒し。

 

優勝決定戦。熱海富士が一度つっかけ。二度目,霧島がもろ差しとなったが熱海富士が外四つでかまわず猛然と攻め込み,熱海富士の押し出し。熱海富士が尋常ではない馬力を見せてまず勝った。

安青錦が立ち合いで左前まわしを取って組み止め,すぐに左上手出し投げで崩して右四つ,流石に熱海富士の身体が泳いで安青錦の寄り切り。安青錦がここぞという集中力を見せて勝った。

安青錦が立ち合いで左下手を取ってすぐに頭をつけ,霧島応じて右上手をとったが深すぎ,安青錦が左足をとばして外掛けで崩し,身体を預けて渡し込み気味に攻め,安青錦の寄り切り。痛めている左足を飛ばすとは。安青錦が3回目の優勝を決めた。

 

安青錦の優勝が3回目で,3回とも全て優勝決定戦があった。逆に熱海富士は優勝決定戦3回目で全て敗退。勝負弱いというわけではなく,いずれも相手が悪かったという感じはする。

霧島の綱取りは二場所連続12勝ということで来場所にさらに持ち越しとなった。来場所も13勝優勝が最低ラインになるだろう。熱海富士は関脇で9勝・12勝なので計21勝。来場所12勝なら大関昇進になる。

2026年大相撲名古屋場所十四日目

豊昇龍が今日から休場。

 

千代翔馬が突き起こしてから右上手を取り,すぐに大青山を右上手投げ。大青山負け越し。

翔猿が立ち合いで中に入りかけたが一意が振りほどき,押し合いから頭四つ,翔猿がうざったく押していたが一意が耐え,翔猿がはたいて呼び込み,一意の押し出し。一意はよく我慢した。

両者頭で当たって押し合い,若元春が左を差そうとしたが阿武剋がおっつけで崩し,阿武剋の押し出し。若元春負け越し。

ややふわっとした立ち合いで審判長が止めた。二度目,すぐに互いに右四つとなったが,朝紅龍が不利として左からの小手投げにいったが決まらず,狼雅が攻め込んで寄り切り。狼雅は勝ったが取組後に右肘を少し痛そうにしていた。狼雅勝ち越し。

すぐに互いに右四つ,朝乃山はまわし不十分なまま攻めて攻め急ぎ,琴栄峰が下がりながらまわしを取ると逆襲,朝乃山を寄り切り。琴栄峰が右四つで朝乃山を破る見事な相撲で10勝目。

阿炎が諸手突きから突いて攻めたが,藤青雲があてがって防いで左四つ,足を払って切り返し。阿炎負け越し。藤青雲7-7。

宇良が低い姿勢で押し込んで右差し左おっつけで攻め,御嶽海を寄り切り。

金峰山が攻めて押し込んだが,欧勝馬が右からの小手投げ。

平戸海が当たり勝ち,一山本を押し出し。

朝白龍がやや左にずれる立ち合い,豪ノ山がついていったが結局朝白龍が左上手を取り,豪ノ山も右下手を取って攻めたがやや不格好,豪ノ山の動きが止まったところで朝白龍が攻めて寄り切り。豪ノ山負け越し。

 

伯乃富士が当たり勝ち,美ノ海は左前まわしに手がかかったがすぐに切れて引き,伯乃富士の押し出し。美ノ海負け越し。伯乃富士勝ち越し。

藤ノ川が左に変化したが,錦富士の手付き不十分で行司が止めた。二度目,藤ノ川が当たり勝ってもろ差し,錦富士が巻き替えて左四つとなったが,そのまま藤ノ川の寄り切り。藤ノ川7-7。錦富士は花道で「一度目の立ち合いで首に電気が走って,二度目の立ち合いは力が出なかった」と語っていたとのこと。

隆の勝と藤凌駕が激しい押し合い,隆の勝が右差しをうかがうと藤凌駕が左からおっつけて拒み,隆の勝が押し勝って押し込んだが,藤凌駕がはたき,隆の勝の足が流れながら押し出した。軍配隆の勝で物言い,明確に隆の勝の押し出しが早いように見えたが,スロー映像で見ると隆の勝の右足が藤凌駕のはたきとは別のところで土俵を割っており,こちらの方が早い。軍配差し違えで藤凌駕のはたき込みとなった。これは物言いをつけた審判がよく見ていた。隆の勝負け越し。藤凌駕10勝目。

高安と義ノ富士が押し合い,義ノ富士が優勢に押していたが,高安が機敏に引き落とし。義ノ富士はよく攻めていたが単調で,高安が思われていたよりも粘ると攻めが雑になってしまった。義ノ富士負け越し。高安10勝目。

王鵬が先に左四つとなり,正代を寄り切り。正代は全く粘れなかった。

獅司がやや右にずれる立ち合い,熱海富士がついていって一気に押し込み,熱海富士の押し出し。

尊富士が当たり勝って先に左四つとなって攻めたが,安青錦が上手く左から振ってくるくると周り,そのうちに尊富士の足がおいつかなくなって安青錦の寄り倒し。安青錦の四つ相撲の上手さが勝った。

豊昇龍休場,霧島不戦勝。

大栄翔が当たり勝ち,琴勝峰が土俵際で必死に粘ったが,大栄翔の突き出し。琴勝峰負け越し。

大の里が当たり勝って右四つ,琴櫻が先に左上手を取ったが粘りきれず,大の里の寄り切り。大の里勝ち越し。

 

2敗に安青錦,3敗に霧島,熱海富士となった。

2026年大相撲名古屋場所十三日目

阿武剋が左前まわしをとって頭をつけたが,朝白龍が応じて体勢を低くしたため頭四つになって攻め込めず,阿武剋が上体を起こして両者左四つの胸が合う形,阿武剋の寄り切り。朝白龍負け越し。

御嶽海が差し勝って左四つ,一意を寄り切り。

金峰山が張り差しからもろ差しで千代翔馬外四つ,千代翔馬が足をとばして崩しにかかったが効かず,土俵中央で膠着,金峰山が引きつけると千代翔馬が投げも含めて攻めかかったが無理攻め,金峰山が左下手捻り。金峰山勝ち越し。

翔猿と大青山の押し合い,翔猿が得意のうざく絡む押しが出て,大青山を押し出し。

若元春が一度つっかけ。二度目,互いに右四つで朝紅龍が左から強烈におっつけ,そのまま若元春を突き落とし。若元春は差し負けた時点で苦しかったが,朝紅龍のおっつけが厳しかった。朝紅龍勝ち越し。

両者頭で当たって左四つ,錦富士が深い右上手だったが,強引に投げて藤青雲を右上手投げ。

阿炎が喉輪で攻めて正代を突き倒し。

欧勝馬が突き放して猛烈に押して押し込んだが,朝乃山が土俵際で左にかわし,とっさにまわしをとって左上手投げ。欧勝馬負け越し。

藤凌駕と宇良が押し合い,藤凌駕が押し勝って押し出し。宇良が土俵から大きく吹っ飛んでいった。

狼雅が張り差しから左四つ,一山本が突き放してから巻き替えて右四つ,一山本が果敢に攻め込んだが,狼雅が右下手投げ。一山本負け越し。

 

豪ノ山が当たり勝って一気の出足で伯乃富士を押し出し。

大栄翔と隆の勝が激しい押し合い,互いに落ちかけては残す場面があり,最後は大栄翔の押し出し。大栄翔勝ち越し。

藤ノ川一度つっかけ。藤ノ川はあまりにつっかけが多い。二度目,両者頭で当たって美ノ海が左前まわし,藤ノ川はもろ差しで中に入ったがかえって窮屈,美ノ海が右からいなして崩し,美ノ海の押し出し。

平戸海が立ち合いで左前まわしを取り,右四つの形を作って王鵬を寄り切り。

義ノ富士が差し勝ってもろ差し,琴栄峰がこれを嫌って引き,義ノ富士の押し出し。

高安が右からの張り差し,高安がそこから突いて攻めて琴勝峰を土俵際まで押し込んだが,琴勝峰が左からいなすと高安が後ろを向いてしまい,琴勝峰が押し返して送り出し。

琴櫻が差し勝って右差し,体勢を低くして獅司を右からの下手出し投げ。獅司にはまだ大関戦は重かった。琴櫻勝ち越しでカド番脱出。

立ち合いで両者左四つ,霧島が攻め込んでやはり安青錦が粘れないかと思いきや,安青錦が土俵際で左にかわして肩透かし。しいて言えば霧島はしっかりまわしを取っていなかったのが敗因だが,安青錦が粘れないならすぱっとかわせばよいとしてあっさり引いた思い切りの良さを褒めるべきかもしれない。霧島はあまりにも詳しい敗戦。

大の里が当たり勝って右四つ,左からおっつけて攻めて尊富士を寄り切り。

熱海富士と豊昇龍が当たって両者右四つ,豊昇龍が先に上手をとったが一枚まわし,豊昇龍が右下手投げで崩そうとしたが熱海富士がこれに乗じて上手を取り,こうなると力比べで熱海富士が勝り,熱海富士の寄り倒し。熱海富士10勝目。

 

熱戦が多かった。安青錦が2敗で先頭。3敗に霧島,熱海富士,尊富士,獅司となった。

2026年大相撲名古屋場所十二日目

朝白龍が差し勝って左四つ,右上手出し投げをうったが一意が重く決まらず,向き直って両者左四つがっぷりで膠着,一意はとった左上手が一枚で力を出しにくく,1分が経過して朝白龍がじりじりと寄って寄り切り。

朝紅龍が左に変化気味に立ち,阿炎を突き落とし。

御嶽海が左に変化したが大青山がついていって左四つ,大青山は右上手をとったが下手を取れず,御嶽海は左下手をとったが上手が取れず,両者決め手を欠いて膠着,大青山が御嶽海の下手を切って攻め込み,大青山の寄り切り。

獅司がニ度つっかけ。三度目,すぐに朝乃山が右四つ,獅司も左からおっつけて朝乃山の寄りを耐え,獅司もまわしを取って右四つがっぷりとなり力比べ,獅司が膂力を発揮して右下手投げ。獅司10勝目。

両者頭で当たって錦富士が当たり勝ち,藤凌駕が押し込まれたが耐えると錦富士の足が流れ,藤凌駕の左からの突き落とし。藤凌駕勝ち越し。

ややふわっとした立ち合い,阿武剋が当たり勝ったが翔猿が上手く右にかわし,やや強引ながら翔猿がはたいてはたき込みを決めた。阿武剋の不調振りを示すような相撲。

尊富士が当たってすぐに左にずれると高安はかち上げが空振って前のめりに倒れ込み,尊富士の左上手投げ。尊富士10勝目。

金峰山が諸手突きで当たり勝ち,右差しをうかがいながら押して正代を寄り切り。正代負け越し。

狼雅が立ち合いで左上手をとって右四つで宇良を捕え,宇良も必死に粘ったが,そのまま狼雅が寄り倒し。宇良負け越し。

千代翔馬が左の張り差しからすぱっと中に入ってもろ差し,欧勝馬を左からの下手投げ。今日は千代翔馬らしい相撲が見られた。

 

藤青雲が立ち合いで左前まわしを取りに行ったが取れず,大栄翔がすぐに大きく引いてはたき込み。

一山本が突き放そうとしたが若元春があてがって弾いて低く押し込み,若元春の押し出し。

藤ノ川がもろ差しで豪ノ山の当たりを組み止め,すぐに藤ノ川が豪快な右からのすくい投げ。

隆の勝が当たり勝って右からの喉輪で攻め,伯乃富士を押し出し。

平戸海が当たり勝って先に右四つになりかけると義ノ富士が右に回り込んで体を入れ替えて突き放し,平戸海も応戦して左からいなすと義ノ富士の身体が大きく泳ぎ,平戸海の送り出し。義ノ富士は強いのにこういう取りこぼしが多い。

美ノ海が当たり勝ち,そのまま王鵬を押し出し。

熱海富士が当たり勝ったが琴栄峰が左四つで組み止め,熱海富士が攻めきれないと見て右四つに巻き替え,そこを琴栄峰が攻め,そこから攻防が目まぐるしく変わる寄り合い,最後に琴栄峰が思い切って攻め込むと熱海富士が土俵際で右からの突き落とし,両者ほぼ同時に土俵を割って軍配琴栄峰で物言い。スロー映像で見ると際どく熱海富士が残しているように見えた。しかし,協議の結果同体取り直し。まあそれでもいいだろうというくらいには際どかった。二度目,今度は当たり勝った熱海富士がすぐに左上手を取り,熱海富士の寄り切り。

安青錦が低く攻め込んだが琴勝峰が右からいなすと吹っ飛び,琴勝峰の押し出し。安青錦は左足首が回復しておらず全く踏ん張れていない。やはり休場した方がよい。

豊昇龍が当たり勝って攻め込んだが,琴櫻が左にかわして上手投げ。あそこで攻め止まれないのが豊昇龍の弱点なのだろう。ちゃんとまわしを取った方が良かった。

霧島が一度つっかけ。二度目,大の里が立ち合いで右差し,霧島がこれを思い切ってたぐって豪快なとったり。霧島は11回目の対戦で大の里戦初勝利。

 

幕内から1敗が消滅した。2敗は霧島,安青錦,尊富士,獅司。霧島が固いが,予想がつかない。

2026年大相撲名古屋場所十一日目

阿炎が諸手突きから攻め込んだが足が流れ,大青山が左からいなして体を入れ替え,大青山の送り出し。

朝紅龍が一度つっかけ。二度目,千代翔馬張り差し,朝紅龍がかまわず攻め込んで押し合い,千代翔馬が先に引いて朝紅龍の押し倒し。千代翔馬負け越し。

尊富士が当たり勝って左上手を取り,これで振り回して崩して右四つ,朝乃山を寄り切り。

一意が張り差し,藤凌駕かまわず攻めて押し合い,藤凌駕が張り手も交えて激しく突いて崩し,藤凌駕の押し倒し。一意負け越し。

狼雅が張り差しから先に右四つの形を作り,すぐに阿武剋を右からのすくい投げ。

金峰山が当たり勝って一気の出足で攻め込んだが,若元春が土俵際で右にかわしてうっちゃり気味の小手投げ。若元春は得意技が出た。

獅司が押して攻めると琴栄峰があてがって抵抗,そのうちに組み合ってがっぷり四つ,琴栄峰が寄ったが獅司が土俵際で必死に耐えて土俵中央に戻し,力強い引き付け合い,膂力は獅司が勝るが琴栄峰が左右に振って逃し,1分が経過して琴栄峰が力尽き,獅司の寄り倒し。熱戦。

両者頭で当たって押し合い,藤青雲が引いて呼び込んだがなんとか右に回り込み,再び押し合いから組んで両者右四つ,藤青雲が御嶽海の右下手を切ってさらにおっつけて崩し,藤青雲の寄り切り。御嶽海は10敗目で全く元気がない。

朝白龍が当たり勝ち,右からおっつけて崩して正代を押し出し。正代は左肘を痛めており,そこを攻められると引くしかない。

欧勝馬が突き放して間合いを作ってから引き,翔猿をはたき込み。翔猿負け越し。

 

錦富士が左に変化し,大栄翔をはたき込み。錦富士勝ち越し。

伯乃富士が一度待った。二度目,高安が左下手で伯乃富士右上手,伯乃富士が足を飛ばしながら上手投げをうったが決まらず,今度は高安が上手く伯乃富士のまわしを切り,高安の寄り切り。高安はまわしを切るのが上手い。

藤ノ川が一度つっかけ。二度目,藤ノ川が差し勝ってもろ差し,左の腕を返して崩し,平戸海を寄り切り。決まり手はすくい投げがとられた。平戸海は10敗目。

隆の勝が当たり勝って右四つ,王鵬を寄り切り。王鵬も10敗目。

両者頭で当たって激しい押し合い,義ノ富士がまわしをうかがうが美ノ海があてがって防ぎ,美ノ海が左からおっつけて崩して右ははず押し,美ノ海の押し出し。

豪ノ山が当たり勝ったが安青錦が左上手を取って組み止め,すぐに左にかわして圧力を防ぎつつ上手投げで崩し,豪ノ山が向き直ったがそのまま安青錦の寄り切り。安青錦10勝目で大関復帰。しかし今日も取組後に見るからに左足首をかばう歩き方で不安である。優勝争い先頭ではあるが,明日から休場でも誰も文句を言うまい。

宇良が当たり勝ったが琴櫻が重く足が流れ,琴櫻が左からの突き落とし。決まり手は押し倒しがとられた。

霧島が右の張り差しから左四つ,これを嫌った一山本が引き,霧島の押し出し。

熱海富士が当たり勝ち,一気の出足で大の里を押し出し。熱海富士の完勝。今の大の里に当たってまともに勝てる唯一の人がそれを見せた。

豊昇龍が張り差しから右四つ,巻き替えてもろ差しになったが琴勝峰が応じて右四つに戻し,何度も巻き替えの応酬があって結局両者右四つ,琴勝峰が右下手投げをうつと豊昇龍が左上手投げで応じて投げの打ち合い,豊昇龍が投げ勝った。

2026年大相撲名古屋場所十日目

立ち合いすぐに右四つがっぷり,大青山が左上手で振り回して崩し,金峰山を寄り切り。

両者頭で当たって錦富士が先に左四つの形を作って寄り,阿武剋が一度は耐えたが錦富士が右上手出し投げで崩し,錦富士が頭を付けて攻め込んで寄り切り。阿武剋負け越し。

獅司が一度つっかけ。二度目,両者頭で当たって朝白龍がすぐにもろ差し,獅司を寄り切り。獅司はやや立ち遅れた。

御嶽海と朝紅龍が押し合い,朝紅龍が厳しく右からおっつけて崩し,御嶽海を引かせて押し出し。

千代翔馬張り差し,尊富士が構わず当たって左四つ,千代翔馬が逃げ回ったが尊富士が捕まえてついていって寄り切り。尊富士勝ち越し。

当たってすぐに一意の左膝が入ってしまい,ほぼ自分から倒れた。決まり手は若元春の突き落としがとられた。

阿炎が張り差しからさらに左にとんで上手を取りに行ったが,琴栄峰が対応して向き直って中に入り,右足をかけて切り返し。琴栄峰お見事。

高安が小気味良く突いて攻め,翔猿を突き出し。高安勝ち越し。

狼雅が立ち合いで左上手を良い位置で引き,上手出し投げで崩して正代を送り出し。

両者強く当たって朝乃山が差し勝って右四つ,藤青雲を寄り切り。朝乃山勝ち越し。

 

激しい押し合いで欧勝馬が先に引いて呼び込み,藤凌駕の押し出し。

平戸海が右四つで中に入りかけたが宇良が右からいなすと平戸海が思っていたよりも吹っ飛び,そのまま宇良が押して突き落とし。

隆の勝が終始一方的に突いて藤ノ川を突き出し。

豪ノ山が当たり勝って右からの喉輪で激しく攻め,義ノ富士を押し出し。豪ノ山の完勝。館内がどよめいている。

一山本が当たり勝ち,押し込んでから左上手をとって頭をつける体勢,一山本が左上手出し投げで崩して琴勝峰を寄り切り。一山本が上手く取った。

美ノ海が先に左上手をとったが一枚まわしで伸び,熱海富士が右下手をねじこんで形を作り,熱海富士の寄り切り。

霧島が一度嫌って立ち合い不成立。二度目,両者すぐに左四つ,霧島が先に上手を取って形を作り伯乃富士を寄り切り。

琴櫻が当たり勝って左上手を取って捕え,すぐに王鵬を左上手捻り。

安青錦が立ち合いで左上手良い位置を引いて右四つ,左上手投げで崩してから豊昇龍を二度目の左上手投げで投げ飛ばした。合い口とはここまでのものか。豊昇龍は手負いの安青錦にすら勝てなかった。

大の里が当たり勝って押してから右四つ,大栄翔が土俵際でうっちゃりにいったが間に合わず,大の里の浴びせ倒し。

2026年大相撲名古屋場所九日目

尊富士が当たり勝って一気の出足,もろ差しで朝紅龍を寄り切り。

阿炎が諸手突きから突いて攻めたが獅司が体勢を低くして押し返し,獅司の押し出し。獅司勝ち越しで今場所の幕内では最速。

金峰山が当たり勝って突いてから右四つ,朝白龍を寄り切り。

御嶽海が低く当たったが威力が無く,阿武剋が左にかわしてはたき込み。御嶽海負け越し。

千代翔馬が当たって右からいなして左四つ,しかし一意が重くて攻めあぐねて膠着,1分経過して千代翔馬が右足を飛ばして蹴返し,さらに千代翔馬が肩透かしをうって両者の体が離れ,千代翔馬が攻め込んで再び左を差すと,すぐに引いて左からの肩透かし。

朝乃山が当たり勝って左四つ,すぐに巻き替えて右四つとなり,大青山を寄り切り。

高安がかち上げから左四つ,錦富士がこれを嫌って右からおっつけると高安が押しに変えて押し合い,高安が右からいなして崩して押すと錦富士が大きく引いてはたき,高安が倒れ込みながら錦富士の右足をとって渡し込み。軍配は錦富士に上がったが,スロー映像で見ても高安が倒れる前に錦富士が土俵を割っており,軍配差し違えで高安の渡し込み。

押し合いから琴栄峰が低く押して先に左四つの形を作り,藤凌駕を寄り切り。琴栄峰勝ち越し。

翔猿が右を差すと藤青雲がこれを抱えて動きを止め,藤青雲も組んで右四つ,藤青雲が右の腕を返して崩し,藤青雲の寄り切り。

欧勝馬が押し合いからはたきながら左からいなして崩し,狼雅を押し出し。

 

宇良が低い姿勢で当たり勝って左差し右おっつけで攻め,若元春を押し出し。

大栄翔が当たり勝ち,そのまま突いて攻めて正代を押し出し。

両者強く当たって押し合い,豪ノ山が右からの喉輪で押し勝って隆の勝を押し出し。

藤ノ川が差し勝ってもろ差し,王鵬が抱えて極め出しにいくが藤ノ川がこらえ,なんと藤ノ川が何度もつり上げて崩し,つり出しにはできなかったが,藤ノ川が豪快な右からのすくい投げ。熱戦。王鵬が取組後右肘を押さえていたのが少し心配。王鵬負け越し。

平戸海が一度つっかけ。二度目,両者強く当たって押し合い,両者いなしも入って琴勝峰のはたき込み。平戸海負け越し。

熱海富士が当たり勝って一気の出足,一山本を押し出し。

立ち合いすぐに左四つがっぷり,伯乃富士が琴櫻の下手を切ると,一枚まわしだった琴櫻の上手が伸び,それでも琴櫻が攻め込んだが伯乃富士が右にかわして右上手投げ。

美ノ海が立ち合い左前まわしを取り,霧島がこれを極めて外して押し合い,霧島が慌てて低く攻め込み,美ノ海がこれをかわして突き落とし。物言いがついたが軍配通り。

大の里が諸手突きで当たり勝って一気の出足,しかし安青錦が土俵際で左上手を取ってかわし,安青錦の左上手出し投げ。安青錦勝ち越し。

豊昇龍と義ノ富士が低い姿勢で押し合い,豊昇龍の突きをかいくぐって義ノ富士がもろ差し,義ノ富士の寄り切り。

 

横綱・大関全滅という日になった。

2026年大相撲名古屋場所中日

朝紅龍が素早く左下手を取り,強引ながらすぐに大青山を下手投げ。

金峰山が左の張り差しから組んで両者右四つがっぷり,引き付け合いを制して獅司の寄り切り。

錦富士が当たり勝って左下手を取ったが一意が重く攻めきれず,一意も右上手を取ったが動かずやや膠着,錦富士が巻き替えにいったがそこを一意が押してまわしを切り,一意の突き落とし。一意の腰の重さが出た。

両者頭で当たって御嶽海が当たり勝ち,そのまま一気の出足で決めきるかと思ったら尊富士が右四つで組み止めて土俵際で耐え,尊富士が寄り返して土俵中央に戻したが,尊富士も決めきれず左上手投げをうって呼び込み,御嶽海の寄り切り。最後はまわしが切れて決まり手は押し出しがとられた。

阿武剋が立ち合いで左前まわしをとったが朝乃山が構わず攻めて左四つとなって寄り,阿武剋が土俵際で耐えると朝乃山が左下手投げで崩して巻き替えてもろ差し,朝乃山の寄り切り。

阿炎が諸手突きから一気の出足,千代翔馬を押し出し。

すぐに頭四つとなって押し合い,翔猿が右足を飛ばして一閃,朝白龍を蹴返し。翔猿お見事。

正代が当たり勝ってそのまま一気の出足で攻めたが,藤凌駕が土俵際で一度残し,正代がそれに気づいてすぐに左四つで捕えて右上手投げ。

藤青雲が左前まわしの良い位置を引いて右四つ,狼雅が右足をとばしてこれを切り逆に狼雅が右四つの形,狼雅が寄って崩してから左からの上手投げ。

立ち合いすぐに両者左四つ,宇良が右からおっつけて崩し,さらに右から足取りで崩して押し出し。

 

若元春と欧勝馬が押し合い,両者左四つに変わって若元春有利かと思われたが,欧勝馬が強烈な右からの小手投げでまわしを切り,欧勝馬の押し出し。

琴栄峰が当たり勝って一気の出足,一山本を押し出し。

両者強く当たって押し合い,美ノ海が豪ノ山を押し出し。

義ノ富士がかち上げで当たり勝ってから右四つ,藤ノ川が左からの外掛けにいったが強引すぎて効かず,義ノ富士が右から振り回した後,今度は義ノ富士が右からの外掛け,さらに右下手捻り。決まり手は外掛けがとられた。

隆の勝が突き放し,安青錦が低い姿勢で間合いを詰める展開,安青錦が押し切って押し出し。隆の勝が土俵を割りながら左からいなすと,勝負が決まった後で安青錦が倒れ込み,その際に左足をひねって少し立ち上がれなかった。明日以降に影響がないか心配である。

伯乃富士が左に変化し,琴勝峰を突き落とし。これは読めまい。

立ち合い前に熱海富士が身体をゆすってなかなか手を付かず,館内で少し笑いが漏れた。立ち合いすぐに熱海富士が左前まわしをとって上手,両者右四つとなって熱海富士が先に攻めたが,霧島が耐えて熱海富士の下手を切り,さらに霧島が巻き替えてもろ差し,霧島が逆襲して寄り切り。

琴櫻が当たり勝って押し込んでから右差し,平戸海が左上手をとったが,琴櫻がさっと差し手を抜いて引き落とし。右下手捻りに見えたが,琴櫻はまわしを取っていなかった。

大栄翔が諸手突き,豊昇龍があてがって崩すと大栄翔が先に引き,豊昇龍の押し出し。

大の里が当たり勝ってもろ差し,王鵬を寄り切り。

2026年大相撲名古屋場所七日目

若ノ勝が昨日の相撲で右足を負傷して休場。

 

朝紅龍が一度つっかけ。二度目,押し合いから友風が右腕を首にかけていつでもはたける体勢,しかし朝紅龍がじりじりと押し,友風がはたいたが,そのまま朝紅龍が押し出した。

尊富士が当たり勝ってもろ差し,阿武剋が巻き替えて互いに左四つとなったが,尊富士が左の腕を返して崩し,尊富士の押し出し。

両者頭で当たって錦富士が当たり勝ち,一方的に押して獅司を押し出し。今日の獅司は消極的だった。獅司が破れたことで全勝が消滅。

阿炎が諸手突きから猛烈に突き,右からの喉輪で崩して一意を突き出し。

立ち合いすぐに右四つがっぷり,大青山が朝白龍を寄り切り。

若ノ勝休場,金峰山の不戦勝。

立ち合いすぐに朝乃山が右四つとなり寄っていったが,御嶽海が一度右からのすくい投げで粘り,朝乃山が体勢を戻してから左上手投げ。御嶽海は7連敗。

押し合いから千代翔馬が崩れながらはたき,両者ほぼ同時に倒れて軍配千代翔馬で物言い。やや長い協議となり,同体取り直し。千代翔馬は左肘から出血している。二度目,千代翔馬が左からの張り差しから左差し,すぐに肩透かしをうったが効かず,藤凌駕が押し返すと千代翔馬が張り手で牽制したが,藤凌駕ひるまずに攻め,藤凌駕の押し出し。藤凌駕がよく取った。

若元春と翔猿が押し合い,若元春の押し出し。両者とも組みにいかなかった。

立ち合いすぐに右四つがっぷり,琴栄峰が狼雅を寄り切り。地力に差があるとは思えないが,両者の調子の差が出た。

高安と正代が押し合い,高安が押し切って押し出し。

 

藤青雲が当たり勝って左四つ,宇良を寄り倒し。宇良が不調。

大栄翔が珍しく先に引いて呼び込み,欧勝馬の押し出し。

一山本が一度つっかけ。二度目,両者頭で当たって押し合い,一山本が押し勝ち,美ノ海が引き落としにいったが膝が入って倒れた。決まり手は一山本の押し倒し。

両者頭で当たって珍しくも組む展開,豪ノ山が右下手を取って王鵬が左上手を取り,王鵬有利かと思いきや豪ノ山が先に右下手投げ,巻き替えて豪ノ山がもろ差しで王鵬が抱えて耐えたが耐えきれず,豪ノ山の寄り切り。

義ノ富士が当たり勝って押し込んだが,隆の勝が左にかわして突き落としにいき,身体を預けて浴びせ倒し。

藤ノ川が一度つっかけ。二度目,藤ノ川が思い切って右に変化したが完全に読まれており,安青錦がもろ差しで捕えて寄り切り。これは安青錦を褒めるしかない。

琴櫻が立ち合いで先に右四つの形を作りかけたが,熱海富士が右を差しながら圧力をかけて崩し,熱海富士の寄り切り。

霧島が琴勝峰の左をたぐったがやや呼び込む形,琴勝峰が右上手を取ると霧島が左を差して土俵中央に戻し,琴勝峰の右上手を切りながら左下手を取ったが深すぎる。琴勝峰も右がバンザイの不格好な体勢で両者攻め手を欠いてやや膠着,霧島が強引に左からの下手投げで投げきった。最後に上手になっていたということで決まり手は上手投げとなった。

大の里が当たり勝って左四つ,伯乃富士を寄り切り。大の里は当たりが強く,左四つになっても勝てたので相撲が本格的に戻ってきたと言っていいかもしれない。

平戸海が当たり勝ったが豊昇龍が冷静に右四つで組み止め,すぐに右からの豪快なすくい投げ。

2026年大相撲名古屋場所六日目

阿武剋が左四つとなって頭をつけたが一意が重くて攻めあぐねて膠着,阿武剋が巻き替えてもろ差しとなったがなおも一意が抱えて粘り,阿武剋が苦労しながら寄り切った。

金峰山が諸手突きからすぐに左四つ,出羽ノ龍を寄り切り。

獅司と朝紅龍が頭四つの姿勢で押し合い,獅司が押し勝って押し出し。

錦富士が当たり勝って左四つ,大青山を寄り倒し。

朝白龍が一度つっかけ。二度目,尊富士が当たり勝って一気の出足,はず押しからもろ差しに変わって朝白龍を寄り切り。

阿炎がニ度つっかけ。三度目,阿炎が諸手突きから突いて攻めたが,朝乃山がのけぞって残し,かいくぐってもろ差し,朝乃山の寄り切り。

藤凌駕と若ノ勝が激しい押し合い,若ノ勝が懸命に突くが藤凌駕が負けじと押し返す展開で,そのうちに藤凌駕が間合いを潰して押し倒し。若ノ勝が倒れ込む際に右足を捻り,自力では起き上がれず車椅子で花道を下がっていった。心配である。

翔猿が中に入ってもろ差し,御嶽海を寄り切り。

千代翔馬が右に変化し,狼雅をはたき込み。

押し合いから若元春が引いて呼び込み,正代の押し出し。

押し合いから宇良が中に入ったが,琴栄峰が豪快な右からの小手投げ,両者一回転したが琴栄峰が投げ勝った。

 

高安と欧勝馬が激しい押し合いから頭四つとなり,高安が強烈に左からいなして突き落とし。

両者頭で当たって押し合い,一山本が先に攻め込んだが,藤青雲が低く押し返して押し出し。

大栄翔と美ノ海が激しい押し合い,美ノ海がやや大振りに突いて攻め込んだが,大栄翔が機敏に左からいなして崩し,大栄翔の送り出し。

両者頭で当たって隆の勝が当たり勝ち,琴勝峰を引かせてから引き落とし。

藤ノ川が一度つっかけ。二度目,藤ノ川が押して右からのけたぐりをうったが熱海富士が崩れず,藤ノ川がけたぐりで自らの体勢を崩したところで熱海富士が強烈に押し返して押し出し。

安青錦が立ち合いで左下手を取って低い姿勢,すぐさま王鵬を切れ味鋭い左下手捻り。お見事。

霧島が押してから左差し,義ノ富士が右からの首投げを見せたりしてもがいたが,霧島が頭をつけて低い姿勢を取ってから寄り,最後は差し手を抜いて押し出し。

豪ノ山が当たり勝ち,そのまま押して琴櫻を押し出し。

伯乃富士が差し勝ってもろ差し,豊昇龍が外四つで耐えたが伯乃富士が攻め続け,豊昇龍が苦し紛れに足をかけて右からの小手投げ,伯乃富士がその足を払いながら左下手捻りで切り返しの形になり,豊昇龍もさらに応じて伯乃富士の足をはらってチョン掛け,両者もつれて倒れて軍配豊昇龍。物言いがつき,スロー映像で見ると伯乃富士が僅差で残っている。やや長い協議となり,軍配差し違えで伯乃富士の金星。決まり手は切り返し。

平戸海ニ度つっかけ。三度目,平戸海が張り差しから中に入ろうとしたが大の里が右を差して崩し,大の里の寄り切り。大の里の相撲勘が戻ってきているが,左はあまり使えていないようにも見える。

2026年大相撲名古屋場所五日目

当たってすぐに左四つがっぷり,大青山が強引な右上手投げをうつと阿武剋が合わせて左下手投げで投げの打ち合い,大青山が投げきれないと見て戻して寄り倒し。大青山はよく戻した。

両者頭で当たって獅司が左下手をとって頭をつけ,竜電が右からの小手投げをうつと獅司が思い切って引きながら合わせて左からのすくい投げ,やや強引だったが獅司が回り込んだ分投げやすく,獅司のすくい投げ。獅司5連勝。

金峰山が諸手突き,一度引いたがそこでもろ差しとなり,朝紅龍を寄り切り。

立ち合い当たってすぐに一意の左膝が入って崩れ,尊富士の左からのすくい投げ。実質的には一意の突き膝だろう。

阿炎が左に変化して左上手を取り,朝白龍がとっさに巻き変えたが,阿炎がそのまま朝白龍を左下手出し投げ。

錦富士が当たってすぐに右上手を取り,これで振り回して御嶽海を右上手出し投げ。

千代翔馬が喉輪で攻めたが圧力が足りず,朝乃山が外四つで捕えて寄り切った。

若ノ勝と翔猿が押し合い,一旦は翔猿が押し勝ったが,若ノ勝が突き返すと翔猿が引いて呼び込み,若ノ勝の突き出し。若ノ勝5連勝。

狼雅が左からの張り差しからもろ差し,やや足が流れたが身体を預けて若元春を寄り倒し。

高安と藤凌駕が激しい突き合い,高安が何度もはたいたが藤凌駕が崩れず,藤凌駕が一度浅いもろ差しで中に入りかけたが,高安が思い切って振りほどいて土俵中央で一回転,向き直ったところで再び藤凌駕がつっこんだが低すぎ,高安が機敏にはたき込み。熱戦。

藤青雲がもろ差しをうかがうはず押しで攻め込み,正代が左に回り込むと藤青雲の足が流れ,正代の引き落とし。

 

琴栄峰が差し勝って左四つ,欧勝馬を寄り切り。

一山本が当たり勝って押し合い,一山本が優位に攻めていたが,大栄翔が左からいなして崩し,大栄翔のはたき込み。決まり手は押し出しがとられた。

両者頭で当たって伯乃富士が当たり勝ち,伯乃富士がもろ差しでやや強引に攻め,宇良が右からの小手投げをうったが伯乃富士が合わせて投げの打ち合い,伯乃富士が投げ勝って左からのすくい投げ。

両者頭で当たって義ノ富士が先に右四つの形を作り,王鵬を寄り切り。

隆の勝と熱海富士が押し合い,熱海富士が優位に進めていたが押しきれないと見て引いて呼び込み,隆の勝が押し返して押し出し。熱海富士は引いたのが完全なミス。

藤ノ川が思い切って左に変化し,琴勝峰を引き落とし。藤ノ川は変化も上手い。

安青錦が低い立ち合いで当たり勝ち,右差しからもろ差しとなって琴櫻を寄り切り。

平戸海が当たり勝って一気の出足,霧島が左に回り込んで逃げ回ったが,平戸海が追いすがって押し出し。平戸海の完勝。

両者強く当たって押し合い,大の里が流れの中で右を差して攻勢,美ノ海を押し出し。

豪ノ山が当たり勝って一気の出足を見せたが,豊昇龍が受け止めてから右にかわしてとったり。

2026年大相撲名古屋場所四日目

両者頭で当たって押し合い,佐田の海が右をさっと入れて攻め込み,阿武剋を寄り切り。

ややふわっとした立ち合いで獅司がもろ差し,一意を寄り切り。

錦富士が張り差しから素早く左四つとなり,朝紅龍を寄り切り。

尊富士が当たり勝ってもろ差し,大青山を寄り切り。

阿炎諸手突き,押し合いから金峰山がかいくぐってもろ差し,金峰山の寄り切り。

若ノ勝が突き押しで攻め,御嶽海が右に回り込んで粘ったが,若ノ勝が押し切って突き出し。

左四つがっぷりとなって引き付け合い,千代翔馬の右上手が切れて朝白龍の寄り切り。

藤凌駕が上手く突き起こし,翔猿が左に引いたが呼び込み,藤凌駕の押し出し。

狼雅が立ち合いで左前まわしをとったが,朝乃山がかまわずもろ差しをねらいながら攻め込み,右差しをねじこんでから左上手を取り,朝乃山の寄り切り。朝乃山の圧力勝ち。

琴栄峰一度つっかけ。二度目,琴栄峰が当たり勝ったが高安が差し勝って左四つで組み止め,高安が攻めて高安優勢かと思われたが,琴栄峰が左下手投げで高安の右上手を切ると瞬時に巻き替えてもろ差し,琴栄峰の寄り切り。琴栄峰が上手かった。

若元春が左に変化し,藤青雲を突き落とし。

 

宇良が押し合いから左上手をとり,すぐに欧勝馬を左上手出し投げ。

一山本が当たり勝ち,押して右を差し,正代を寄り切り。

平戸海が突いて攻めたが足が流れ,伯乃富士のはたき込み。

安青錦が差し勝って深い左下手,頭をつける姿勢を取ろうとしたが義ノ富士が右上手を取って粘り,安青錦が左足を書けて左下手投げにいったが義ノ富士が右上手投げをあわせて投げの打ち合い,ほぼ安青錦が勝った体勢に見えたが何とここから義ノ富士が踏ん張り,義ノ富士が豪快な右上手投げ。

両者頭で当たって激しい突き合い,王鵬が突き勝って琴勝峰を押し出し。

両者強く当たって激しい押し合い,熱海富士が優位に進めていたが,熱海富士の足がそろったところで大栄翔が右からの突き落とし。

霧島と隆の勝が押し合い,隆の勝が優位に進めていたが霧島が左からいなして体を入れ替え,霧島の押し出し。霧島が押し込まれながらも冷静だった。隆の勝が額から出血。

藤ノ川が当たり勝って低く攻め込んだが,琴櫻が左からいなして逃げ回ると藤ノ川の足が流れ,琴櫻のはたき込み。

美ノ海が立ち合い左前まわし,豊昇龍が諸手突きでこれを切って押し合い,両者右四つになりかけたところで豊昇龍が機敏に左からの突き落とし。

両者強く当たって押し合い,大の里が先に引いて呼び込み,土俵を割ると同時に豪ノ山をはたき込み,軍配大の里で物言い。倒れ込んで接地したのは豪ノ山が明白に早いが,大の里は大きくジャンプしており,宙空に浮いているのを死に体と見なすかどうか。2,3年前までの判断なら確実に大の里の勝ちだが,直近1年だとわからない。やや長い協議の結果,軍配差し違えで豪ノ山の押し出しとなった。豪ノ山は初金星。

 

上位陣が大の里を除いて好調ながら,全員安泰という日がここまで無い。

2026年大相撲名古屋場所三日目

一意が当たり勝って左四つ,時疾風が右上手を引いたが遅く,一意の寄り切り。

朝紅龍が立ち合いで左差し,はず押しで崩して中に入ってもろ差し,阿武剋を寄り切り。

獅司が一度つっかけ。二度目,両者頭で当たって獅司が左上手で頭を付け,大青山が右差しからすくい投げで獅司の上手を切ろうとしたが切れず,獅司が右からは押して寄り切った。

金峰山が諸手突きをうったが,錦富士がこれをかわして中に入ってもろ差し,錦富士の寄り切り。

立ち合い一度合わず。二度目,阿炎が左に変化したが尊富士がついていき,阿炎の足がもつれて尊富士の押し倒し。

朝白龍が張り差し,若ノ勝が構わず突いて崩して若ノ勝の送り出し。

千代翔馬が当たり勝ってもろ差し,御嶽海を寄り切り。

朝乃山が当たり勝ったが藤凌駕が上手く左に回り込んで圧力の逃し,向き直って押し合い,朝乃山が右を差したが藤凌駕が左からの小手投げでしのぎ,なおも朝の山が攻め込んだが足が流れ,藤凌駕が左からの突き落とし。館内大歓声。愛知県出身力士が名古屋場所の幕内で相撲を取るのは玉飛鳥以来13年ぶりとのこと。それは盛り上がる。

翔猿が右差し左おっつけ,狼雅は翔猿の右を抱えて耐え,狼雅も次第に形を作って左上手を取り,翔猿がこれを嫌って足をとばして蹴返しを放ったが効かず,土俵中央で動きが止まってやや膠着,狼雅が右前まわしをとって打開し,狼雅の寄り切り。

琴栄峰が当たり勝って中に入り,若元春を寄り切り。

高安と藤青雲が押し合い,高安のはたき込み。物言いがつき,髷をつかんだかどうかの審議があったが,軍配通り。

 

ふわっとした立ち合いで正代が浅いもろ差し,宇良が外四つで組み止めたが正代が圧力をかけると,宇良が右上手投げで呼び込み,正代が身体を預けて寄り倒し。

一山本が当たり勝って懸命に突き続け,一山本が欧勝馬を押し出し。

両者頭で当たって平戸海が押し込んだが,大栄翔が左にかわして引き落とし。大栄翔は幕内出場900回目。

両者頭で当たって琴勝峰が当たり勝ち,そのまま押し続けて義ノ富士を押し出し。琴勝峰が強い相撲を取った。

熱海富士が当たり勝ち,王鵬がもろ差しで組み止めたが,熱海富士が左からの上手投げで崩して上手出し投げ。熱海富士が好調。

安青錦が低い立ち合いから左下手を取って頭をつけ,伯乃富士がもがいて抵抗したが,安青錦がまわしを切らさずそのまま寄り切った。内容的には戻ってきたが,三場所前くらいと比べるとまだ攻撃力が足りず,左足が本調子というわけでもなさそう。

琴櫻が当たり勝ったが,美ノ海が琴櫻の右腕をたぐって体を入れ替え,美ノ海の送り出し。決まり手は押し出しがとられた。

霧島が押し合いを制し,豪ノ山を押し出し。

両者強く当たって隆の勝が右からの喉輪で攻めたが,大の里が強烈に押し返し,そのまま大の里が身体を寄せて押し出し。大の里が昨日までと別人のような強さで今場所初白星。

豊昇龍がかち上げで当たり勝ち,そのまま攻め込んだが攻め急いで足が流れ,藤ノ川が機敏に土俵際で右にかわして突き落とし。藤ノ川は二日連続金星。藤ノ川は戦後初めて横綱に初挑戦から4連勝。

2026年大相撲名古屋場所二日目

朝翠龍が思い切って左に変化し,大青山をはたき込み。

一意が右の張り差しで当たり勝って左四つ,朝紅龍を寄り切り。一意は新入幕二日目で初白星。

金峰山が当たり勝って右四つ,阿武剋を寄り切り。

尊富士が一気の出足で攻め込んだが獅司が左に回り込んでかわし,尊富士がなおも攻めたが低すぎ,獅司が落ち着いてはたき込み。

錦富士が右からの張り差し,両者左四つがっぷりとなり,錦富士が力比べに勝って朝白龍を寄り切り。

阿炎が諸手突き,足がもつれて前のめりに倒れ込んだが,かえって圧力がかかる形になって御嶽海を押し出し。

若ノ勝が一度つっかけ。二度目,若ノ勝と朝乃山が激しい押し合い,若ノ勝がさっと中に入って寄り倒し。若ノ勝が上手く取った。

翔猿が独特の間合いでじわじわと押して千代翔馬を押し出し。

若元春が諸手突きから攻め,藤凌駕押し返したが脇が空いて若元春が左四つで捕え,藤凌駕を寄り切り。

狼雅が先に左を差してから強烈に右からおっつけて高安の左差しを封じ,高安がたまらずこれを振りほどいてくるっと一回転,狼雅も高安を見失って一回転したため両者が一回転する珍妙な状況,向き直って狼雅が低く攻め込んでもろ差し,高安が思い切って引きながら左からの豪快な上手投げ。

琴栄峰が当たり勝ち,一気の出足で正代を押し出し。

 

藤青雲と欧勝馬が押し合い,藤青雲が押し勝ってもろ差し,欧勝馬を寄り切り。

大栄翔が当たり勝ち,宇良がのけぞって耐え,宇良が上手く中に入ったが,大栄翔が上手く左からの小手投げ。

両者頭で当たって伯乃富士が当たり勝ち,一山本が一度は押し返したが伯乃富士が上手く右からいなして崩し,伯乃富士の押し出し。

平戸海が立ち合いで左前まわし良い位置を引いて右四つ,しかし熱海富士の腰が重くて寄りきれず,熱海富士が逆襲して右からの掬い投げ。

安青錦が低い前傾姿勢で執拗に左の上手を取りながら攻め,美ノ海を引かせて安青錦が左四つになって寄り切り。

琴勝峰が当たってすぐに右にかわし,豪ノ山を突き落とし。豪ノ山の当たりが珍しく弱かった。

両者強く当たって押し合いから霧島が先に右四つ,王鵬を右からのすくい投げ。

琴櫻が当たり勝って先に右四つの形を作り,義ノ富士を寄り切り。

両者強く当たって押し合い,隆の勝が突いて崩そうとしたが,豊昇龍がこれをかわして右からのすくい投げ。

大の里が当たり勝って右を差したが攻め急ぎ,藤ノ川が下がりながら左にかわして突き落とし。大の里が連敗。藤ノ川は金星。

2026年大相撲名古屋場所初日

初日から若隆景休場。左の太ももの重傷だそうで心配である。

 

旭海雄と朝紅龍が低い姿勢で押し合い,朝紅龍が上手く右からいなして小手投げ。

新入幕対決。大青山と一意が左四つがっぷり,力比べになって一意が攻め込んだが,大青山が下がりながら左下手投げで逆転。大青山は新入幕初日で初白星。

両者頭で当たって獅司が攻め,阿武剋が左四つに構えると獅司も応じてこれも左四つがっぷり,力比べになり,阿武剋の方が体勢は良かったが,獅司が懸命に寄り切った。

金峰山諸手突き,尊富士構わず攻め込んで先に右四つ,不得手の四つながらそのまま攻めて金峰山を寄り切り。尊富士は少し馬力が戻ってきたか。金峰山は組むとは思わず意表を突かれたかもしれない。

阿炎が突いて引いて回り込んで撹乱し,錦富士が何とかついていったが,阿炎の左をたぐって呼び込み,阿炎の押し出し。

御嶽海が立ち合いからもろ差しねらい,朝白龍が両側から絞って耐えてそのうちに両前まわしの良い位置を引き,御嶽海はもろ差しながら挟み込まれる格好,朝白龍の寄り切り。

千代翔馬張り差し,若ノ勝が構わず攻め込んで激しい押し,若ノ勝の突き出し。

朝乃山が突き勝ち,そのまま組まずに翔猿を突き倒し。

藤凌駕が左からいなしてから外四つで良い位置のまわしを引き,すぐに攻めて狼雅を寄り切り。愛知県出身の藤凌駕が土俵に上がると大きな歓声が上がった。

高安が諸手突きから左四つ,若元春が応じて左四つになろうとしたが上手が取れず,若元春が思い切って下手を離して頭を下げると,高安が機敏にはたき込み。高安は幕内在位90場所で歴代10位タイに。

琴栄峰が張り差し,藤青雲が構わず低く攻め込んで左差し,これを使って攻めて最後は左からの外掛け。藤青雲が上手く取った。

 

欧勝馬が一方的に突いて攻め,まわしを取らせず正代を押し出し。

一山本が突いて攻め,さっと引いて宇良を引き落とし。一山本が上手く攻めた。

両者頭で当たって押し合い,大栄翔が突いて攻めていたが伯乃富士が懸命に耐えると,大栄翔が引いて呼び込み,伯乃富士が逆襲して押し出し。

安青錦が左に変わり気味に立って平戸海を左上手投げ。安青錦は左足のテーピングが強めに巻かれている。

琴勝峰が当たり勝って右からいなして崩し,美ノ海を押し出し。

豪ノ山が当たり勝ったが熱海富士が押し返し,熱海富士が有利に進めて押し出し。熱海富士はよく受け止めた。

隆の勝が右からの喉輪で攻めたが琴櫻が上手く外して左からの突き落とし。

両者低い立ち合い,霧島が当たり勝って藤ノ川を押し倒し。

義ノ富士がニ度つっかけ。三度目,両者強く当たったが大の里が先に引き,義ノ富士が乗じて攻め込んで押し出し。大の里は下がり方に力がなく,土俵の割り方もあっけなかった。今場所のこの先が不安である。

両者強く当たって豊昇龍の方が低く攻め込み,王鵬の右足を取って崩して王鵬を渡し込み。