大相撲九州場所十三日目

里山引退。知人のショックが大きそうな人を連想してしまう。お疲れ様でした。

 

荒鷲休場で千代の国不戦勝。

翔丸が当たってすぐに右にかわして豊山を突き落とし。大学の先輩・後輩対決。豊山は負け越し。

千代翔馬張り差しから左四つ,佐田の海が上手投げをうつと千代翔馬あわせてすくい投げ,千代翔馬が投げ勝った。佐田の海負け越し。
阿武咲が押していったが引いて呼び込み,阿武咲もろ差しでこらえるも琴奨菊が両側から抱えてがぶって極め出し。琴奨菊勝ち越し。また,琴奨菊は出場回数1184回で歴代単独10位に。
宝富士と千代丸が押し合い,宝富士が左からおっつけると千代丸がひっくり返って宝富士の送り出し。

隆の勝が突き起こしてから深い左下手,勢が右からの首投げ・小手投げで抵抗したが,隆の勝が足をかけてこらえ,隆の勝の寄り切り。

松鳳山が突き起こして左四つになったが,隠岐の海が左からのすくい投げ。隠岐の海が10勝目。

阿炎が勢い込んで立ち合い当たったが,明生が冷静に左から突き落とし。明生は幕内で初めての勝ち越し。

輝が突いていったが遠藤が右上手をうかがうと輝これを嫌って引き,遠藤が押し返して押し出し。遠藤の頭がいい相撲。遠藤勝ち越し。

奄美が左四つから巻き替えてもろ差し,しかし錦木が巻き替えたタイミングで寄っていき,外四つのまま寄り切った。

 

栃煌山が突き起こしてもろ差し,振りほどこうとする朝乃山を押さえて押し倒し。朝乃山は負け越し。栃煌山勝ち越し。

北勝富士一度つっかけ。二度目,玉鷲が左に変化し,北勝富士を送り倒し。玉鷲勝ち越し。北勝富士負け越し。

妙義龍が左四つ右おっつけから巻き変えてもろ差し,正代を寄り切り。

魁聖が右四つで寄っていき決まったかに見えたが,竜電が根性の右からのすくい投げで逆転。魁聖は思わぬすくい投げをうたれてこらえきれなかったか,痛めている左足を気にしていた。

貴景勝と碧山が激しい突き合い,碧山が足をひねって貴景勝の押し倒し。

逸ノ城が当たってすぐに嘉風を右からの小手投げ。

御嶽海左に変わり気味に立つと千代大龍ついていき,御嶽海が押し返そうとすると千代大龍かわしてはたき込み。

貴ノ岩が左前まわしをつかんで右四つで寄っていくと栃ノ心もがいて右四つがっぷり,ここから力比べかというところで貴ノ岩の足が流れた。決まり手は浴びせ倒しでもいいような気がしたが,腰砕けが取られた。

高安が押してはたいてを繰り返し,大栄翔を押し出し。

 

貴景勝1敗,高安2敗は変わらず。

貴景勝はこの後優勝せずとも,ここ2場所で21勝,来場所が大関取りになるのは確定。