大相撲初場所初日

天覧相撲。
大砂嵐は全休。時天空悪性リンパ腫で入院だそうだ。時天空が心配である。


青狼もろ差しで輝を寄り切り。輝腰高で脇が開いている。新入幕初日は黒星。
誉富士先に攻めたが北太樹左上手をつかんで逆襲,誉富士すくい投げをうつと北太樹まわしを切って押し倒し。
豊響が激しく押し,常幸龍下がりきれずに転び,豊響の押し倒し。
貴ノ岩豪風をよく押して送り出し。
正代が千代大龍を切れ味の良い左からのすくい投げ。正代は新入幕初日で白星。何気なく勝ったのが大物の風格。これでネガティブ発言だからおもしろい。
阿夢露が右前まわしをとって上手く裏につき,遠藤を送り出し。
御嶽海が髷を結って登場。猛烈に突いて千代鳳を押し出し。
臥牙丸両脇から極めて佐田の海を右からの小手投げ。
妙義龍下から押し上げて攻めるが高安崩れず,高安がひらりとかわしてはたきで崩し,逆転で押し倒し。熱戦。
玉鷲喉輪で攻めたが豊ノ島のけぞって外し,豊ノ島がもろ差しで玉鷲を寄り切り。今日初めて東の力士が勝った。
隠岐の海と徳勝龍互いに左差し,寄り合いになって隠岐の海の寄り切り。


ここで天皇皇后両陛下が入場。
激しい差し手争いから蒼国来が左四つ,旭秀鵬を寄り切り。
魁聖が押して攻めていったが,琴勇輝追い込まれてから右からのすくい投げ。
栃煌山浅いもろ差しで攻めると逸ノ城こらえ,逸ノ城が逆に前に出ようとしたところ,栃煌山から左からのすくい投げ。
碧山つっぱっていくが足が出ず,豪栄道土俵際でこらえて引き落とし。
琴奨菊と宝富士が互いに左四つ,琴奨菊が寄って崩してから切れ味よく右からの突き落とし。
松鳳山つっかけて一度待った。二度目,松鳳山手つき不十分で行司が止めた。三度目,松鳳山中に入って深いもろ差し,照ノ富士抱えて何度もこらえて極め出し。
稀勢の里が攻めていったが安美錦がはたき,軍配安美錦。今年初の物言い,VTRで見ると完全に稀勢の里が先に落ちているが,安美錦の右足も宙には浮いているものの土俵自体は大きく割っており,際どいところ。長い協議となり,同体取り直し。二度目,安美錦大きく変化し稀勢の里を押し倒し。
嘉風鶴竜激しい突き合い,鶴竜のはたき込み。
勢が攻めてかなり押しこんだが,白鵬が俵の上でかわして左からの突き落とし。物言いがついたが軍配通り。物言いがつくのが非常に遅い。
日馬富士右喉輪で攻めて右四つ,栃ノ心を左上手投げ。


初日から熱戦が多く,おもしろかった。