御嶽山噴火の影響で中継が消滅し，久々の深夜場所録画。
時天空が翔天狼を捕え，左上手出し投げで崩して送り出し。
栃ノ心左上手早く，がっちりつかんで隠岐の海を寄り切り。栃ノ心十両で１４勝目。全勝優勝なれば，把瑠都以来。
阿夢露低く入ってまわしを取りにいったが，千代丸が突き放して送り出し気味の押し出し。千代丸は１１枚目で４−１０なので，明日勝てば残留するのでは。
貴ノ岩と北太樹互いに左差し，貴ノ岩もろ差しから一度巻き替えて右四つに変わり，北太樹を寄り切り。北太樹負け越し。
栃煌山が蒼国来をはたき込み。蒼国来は７−７。
押しまくる松鳳山を旭秀鵬がしつこくはたき，旭秀鵬のはたき込み。松鳳山負け越し，旭秀鵬７−７。
佐田の海が千代鳳を捕え，外掛けで崩して寄り切り。佐田の海の外掛けが出た。佐田の海勝ち越し，千代鳳７−７。
魁聖と鏡桜右四つがっぷり，こうなるとさすがに魁聖力が出て寄り切った。鏡桜はまわしを取られる前に決着をつけなくてはいけなかった。魁聖７−７。
豊響が突き起こして旭天鵬を押し出し。あそこで無理をせず負けるから，長続きするのだろう。皮肉ではなく，旭天鵬の取り方が賢いので皆見習うべき。豊響７−７。
嘉風と碧山の突き合い，嘉風が攻勢で出て行ったが，碧山うまく攻撃をそらしてはたき込み。嘉風負け越し。
玉鷲左側の横について攻めようとしたが，高安強烈なすくい投げで逆転。玉鷲負け越し，高安７−７。
豊ノ島が強引にもろ差しをこじ入れ，佐田の富士を寄り切り。
照ノ富士右四つで栃乃若を外掛け。
遠藤前掛かりになって攻めたが，荒鷲が突き落とし。まあ，後ろ向きに倒れるよりは。
大砂嵐が常幸龍を突き倒し。
豪風が勢をはたき込み。豪風７−７。
琴奨菊が安美錦を小手投げ。
豪栄道今日は離れて取る形だったが，宝富士がうまく左差しで入り，豪栄道首投げに行くも自滅，最後は宝富士の下手投げ。宝富士はいつの間にこんな大関キラーになったのか。宝富士勝ち越し。豪栄道は新大関で７−７。
稀勢の里と鶴竜互いに左差し，稀勢の里が先に攻めて寄ったが上手がないままでは寄り切れず，鶴竜が右からの突き落とし。稀勢の里はいつまで経っても攻めが雑。鶴竜は１１−３，逸ノ城に負けていなければ優勝戦線に残っていたわけで，今場所は及第点では。引く相撲が多かったのは確かだが，彼の場合はそれで内容が云々言うのもお門違いであろうし。
白鵬左上手早く，それでも一気に寄れなかったあたりやはり逸ノ城の腰が重く，白鵬一呼吸置いてから右下手を取って，それでも寄れないと見るや切れ味鋭い上手出し投げ。さすがは白鵬，攻めあぐねたものの一切危ういところを見せない圧勝であった。
白鵬１３−１，逸ノ城１２−２。逸ノ城は安美錦に勝てば優勝決定戦が見えるが，もう一度対戦できたとして白鵬がまた勝つだろう。そもそも，白鵬が鶴竜に負けるところがあまり想像できないが。
