栃ノ心が十両全勝優勝。過去に十両を全勝優勝した力士は全員大関以上に昇進しているが，栃ノ心はどうか。
貴ノ岩がうまくさばいて旭秀鵬を押し出し。旭秀鵬負け越し。
北太樹と蒼国来互いに左差し，北太樹が蒼国来の下手を切って寄り切った。蒼国来負け越し。
玉鷲が旭天鵬を小手投げ。
千代鳳が佐田の富士を押し出し。
魁聖低く当たって佐田の海を押し出し。
安美錦立ち会いやや左に動き，引いて肩透かしを狙うが逸ノ城崩れずついていき，そのまま逸ノ城が押し出し。逸ノ城１３勝目，敢闘賞＆技能賞獲得。安美錦は技能賞。
隠岐の海が右四つで攻めたが，勢が切れの良い左からの小手投げ。勢１０勝目。
栃煌山が宝富士を押し出し。
嘉風と松鳳山がつっぱり合い，嘉風が右からの突き落とし。
豊ノ島中に入ってもろ差し，栃乃若を寄り切り。予想された展開。
高安と碧山が壮絶な突き合い，碧山が土俵際ひらっとかわして高安を突き落とし。高安非常に悔しい負け越し。
大砂嵐今日は組みに行き右四つ，遠藤を寄り切り。
荒鷲前まわしをとってつっこんでいったが，照ノ富士が深い懐を活かして豪快な右からの小手投げ。
常幸龍押し込んだが豊響押し返すと常幸龍の膝が崩れた。常幸龍の膝が心配になる崩れ方。決まり手は常幸龍の突き膝。豊響勝ち越し。
豪栄道が一気の出足で豪風を押し出し。豪栄道勝ち越しで，新大関カド番は免れた。
琴奨菊と稀勢の里互いに左差し，琴奨菊上手をうかがって寄るが，稀勢の里が耐えて逆襲，稀勢の里が寄り切り。やはり地力で見れば稀勢の里が強い。
白鵬と鶴竜意外にも左四つで組み合い，白鵬が左下手投げで崩し，最後は足をかけてかけ投げ。これで白鵬―鶴竜の対戦成績は奇しくも３３−４になった。
白鵬１４−１で３１回目の優勝。
