2022年大相撲名古屋場所七日目

隆の勝が右肩を負傷して休場。御嶽海が出羽海部屋から新型コロナウイルスの陽性者が出て休場。御嶽海の番付については場所後に協議するとのこと。このままいくと陥落の可能性が高かったので揉めそう。来場所は据え置きとしつつカド番継続の上,勝ち越し以外の要件を設けてハードルを上げるという解決策はどうであろうか。

 

錦富士が突いて中に入り,豊山を押し出し。

両者頭で当たって激しい押し合い,輝が右からおっつけると王鵬が大きく引き,輝の足が流れて王鵬のはたき込み。

剣翔がもろ差しで捕らえ,千代丸を寄り切り。

一山本が大奄美を押し倒し。決まり手は右からのすくい投げがとられた。

阿武咲が立ち合い強く当たって浅いもろ差しで中に入り,宝富士を押し出し。

翠富士が左に変化して妙義龍を突き落とし。

琴勝峰と千代翔馬が押し合い,琴勝峰の押し出し。物言いがついたが軍配通り。

千代大龍がMSPを決めて明生をはたき込み。これも物言いがつき,髷の確認があったが軍配通り。

琴恵光と照強が押し合い,照強が足をとばしたが効かず,頭四つでやや膠着した後,琴恵光が起こして右四つとなり寄り切った。

錦木が先に左四つをつくり,隠岐の海を寄り切り。

碧山が珍しく右四つとなり,志摩の海を寄り切り。意外と四つでもとれそう。

 

両者右四つ,栃ノ心がユルフンで佐田の海がやや苦しくなり,栃ノ心の寄り切り。

両者頭で当たって北勝富士が当たり勝ち,遠藤を押し倒し。

離れて取る展開,若元春が機敏にいなして翔猿をはたき込み。

玉鷲が攻め込んだが琴ノ若が土俵際で右にかわして突き落とし。軍配玉鷲で物言いがつき,軍配差し違えで琴ノ若の勝ちとなった。映像で見ると明白に琴ノ若が残っている。

離れて取る展開,大栄翔が霧馬山をはたき込み。

隆の勝休場,若隆景不戦勝。

正代と逸ノ城が押し合い,正代が左からいなして押し出し。正代が苦手の逸ノ城を破った。

御嶽海休場,豊昇龍が不戦勝。

両者ややふわっとした立ち合い,阿炎が動じずに貴景勝の左上手をとり,さっとぶん投げて上手投げ。ふわっとしたので真正面から当たるのを避けた阿炎と,それでも前に出ようとした貴景勝の動きの違いが出た。

宇良が中に入ろうとして浅いもろ差し,照ノ富士が強烈に極めて極め出し。

 

逸ノ城が破れて全勝が消滅。