大相撲五月場所二日目

石浦が当たって左にかわし,横について千代丸を送り出し。

千代大龍がMSPで天空海をはたき込み。

奄美が当たり勝って魁聖が裏を向き,そのまま大奄美の送り出し。

琴恵光が右四つで攻めていったが明瀬山がこらえて巻き替えて浅いもろ差し,明瀬山が左の腕を返して崩し,明瀬山の寄り切り。

隠岐の海が先に左四つ,琴ノ若を右上手投げ。

千代翔馬が一方的に押して照強を押し出し。照強は膝が痛そう。千代翔馬はまわしを取らないという珍しい取り口となった。

玉鷲が立ち合いから一気の出足,志摩の海を押し出し。

石川県民対決。輝が押していき,遠藤が土俵際でかわしてはたきこみ,両者の体がほぼ同時に土俵を割り,軍配は輝で物言いがついた。かなり際どかったが遠藤の足が残っていると判断され,軍配刺し違えで遠藤のはたき込み。

剣翔が左上手をとって頭をつけたが攻め手を欠き,栃ノ心が左からおっつけて上体を起こさせて右四つがっぷり,栃ノ心の寄り切り。

逸ノ城差し勝って右四つ,宝富士が巻き替えて左四つとなり両者がっぷり,膠着して1分が経過,宝富士が逸ノ城のまわしを切って頭をつけ,先に形を作って寄っていったが,逸ノ城まだ余裕があってかわし,左下手出し投げ。宝富士は詰めを誤った。

 

豊昇龍と英乃海の押し合い,豊昇龍が引いてしまって英乃海の押し出し。とはいえ豊昇龍は押し合いになったら勝てないだろうし,あそこは引くしか選択肢があるまい。

阿武咲が妙義龍を引き落とし。

霧馬山が張り差しで大栄翔の当たりを止めて左四つ,しかし大栄翔が四つ相撲ながら膂力を発揮すると,霧馬山が思わず右からの小手投げをうつが呼び込み,大栄翔の寄り倒し。大栄翔,組んでも相撲がとれるじゃないか。

高安と千代の国の激しい押し合い,千代の国も粘ったが,高安が追いすがって左からの突き倒し。

両者頭で当たって翔猿が右差し,そのまま中に入ろうとすると隆の勝が引いて呼び込み,翔猿の押し出し。

朝乃山が両側から抱えて寄っていったが体勢不十分で,明生が右からのすくい投げで崩して押し出し。朝乃山にありがちな負けパターンで,もっと慎重に攻めてほしい。

照ノ富士北勝富士の押し合い,北勝富士が激しく突いて攻め立てたが照ノ富士がこらえて右差し,腕を返して崩し,照ノ富士の寄り切り。

若隆景が低く攻め込んで右から強烈におっつけ,最後はもろ差しとなって正代を寄り切り。物言いがついたがすぐに協議が終わり,軍配通り。若隆景お見事。

御嶽海と貴景勝が激しい押し合い,何度か頭をぶつけ合う相撲となったが,御嶽海が押し勝って押し出し。