大相撲十一月場所七日目

琴奨菊が引退を発表した。幕内在位92場所で歴代7位,幕内勝利718勝で歴代6位。

 

石浦が潜って浅いもろ差し,そのまま琴ノ若を押し出し。

千代の国が突き起こそうとしたが豊昇龍が中に入り,千代の国が引いて呼び込んで豊昇龍が左足をとって渡し込み。

志摩の海が右からおっつけると魁聖が裏を向き,そのまま志摩の海の押し出し。

千代大龍豊山が押し合い,豊山が押し込んだが,千代大龍が土俵際でいなし,豊山が飛び出していった。決まり手は突き落とし。

千代翔馬が左上手をとって攻め込んだが,土俵際で佐田の海が右からのすくい投げで逆転。どっちも元気がない相撲。

明生が低い立ち合いでもろ差し,逸ノ城を寄り切り。明生が良い相撲だった。

竜電が左下手をとって右から絞ったが天空海崩れず,竜電が左下手投げで引っ張り込むと天空海が寄って崩し,天空海が右上手出し投げ。

炎鵬が中に入ろうと攻めかかったが琴恵光が突き放し,炎鵬がもろ差しで中に入りかけたが,琴恵光がさっと右からの小手投げ。

栃ノ心が両側から抱え,特に右から強烈に抱えて遠藤を寄り切り。

玉鷲が一度つっかけ。二度目,照強が攻めかかったが,玉鷲が突き返してはたき込み。

 

近大相撲部同学年対決。宝富士が左四つ,徳勝龍が巻き変えようとしたが,宝富士がそこで攻めて寄り切り。

碧山が当たってすぐに琴勝峰を右からの突き落とし。

大栄翔と妙義龍の激しい押し合い引き合いで攻防あり,動き回るのに長い相撲となってとうとう妙義龍のスタミナが切れ,大栄翔の突き出し。

翔猿がやや左に変化,阿武咲がついていって攻め込んだが,翔猿がいなして送り出し。

高安が左四つで霧馬山を捕らえ,万全で寄り切り。

照ノ富士が左四つで組もうとしたが組めず,引いて呼び込み若隆景が攻め込んだが,照ノ富士が引きながら左を差してこらえ,照ノ富士が左四つになって逆襲,最後はすくい投げ。

隆の勝が押して攻めていったが,輝が受け止めると足が流れ,輝の左からの突き落とし。

御嶽海が北勝富士を押し出し。

貴景勝が一気の出足,隠岐の海を押し出し。