碧山が右膝の靭帯断裂の疑いで休場。
碧山休場で阿武咲の不戦勝。
琴勝峰が突き放して攻めたが突きが上に抜け，島津海が中に入って左四つ，琴勝峰がもがいて押しの体勢となったが，島津海がそのまま押し出し。
武将山が突き放すと美ノ海も押しに変えて激しい押し合い，美ノ海が押し勝ったが武将山が土俵際で右からたぐって崩し，武将山の押し倒し。
妙義龍が一気の出足，差し負けて左四つながら，そのまま宝富士を寄り切った。宝富士に力が無かった。
大の里が当たり勝って右差し，左からはおっつけて王鵬を寄り切り。大の里の圧勝。
剣翔が右からの張り差しをうったが空振り気味，押し合いとなったが友風に圧力がなく，剣翔が押し返して右四つ，剣翔の寄り切り。
立ち合いすぐに右四つになりかけたが，佐田の海がすっと巻き替えて先に左上手をとって形を作り，遠藤を寄り切り。
玉鷲が当たり勝って押し込み，隆の勝を押し出し。玉鷲は1875回で通算出場記録10位に。
朝乃山が当たり勝って浅い右四つ，寄りながら形を作り，明生を寄り切り。
一山本が立ち合いから突き起こし，すぐに引いて平戸海をはたき込み。
御嶽海が当たり勝ち，湘南の海がはたいて呼び込み，御嶽海の押し出し。
錦木が低く攻めて押し合いを制し，金峰山を押し出し。金峰山は右膝を痛めていてふんばりが効かない。
翠富士が一度つっかけ。二度目，翠富士と豪ノ山が激しい押し合い，豪ノ山に一日の長があって攻め込んだが，翠富士が豪ノ山の右をたぐって左に脱出，横について寄り切り。
熱海富士が当たり勝ち，阿炎が下がりながら突いたが熱海富士がついていって押し出し。
若元春が当たってから突き起こし，先に左四つの形をつくって高安を寄り切り。若元春が良い相撲をとった。
宇良が当たり勝って右からいなしたが，大栄翔が向き直って猛烈に突き返し，大栄翔の突き出し。立ち合いでは宇良が勝てるかなと思ったが，向き直ってからの大栄翔が強かった。
両者立ち合い低く当たって右下手，琴ノ若が右下手出し投げで竜電のまわしを切ってもろ差し，琴ノ若の押し出し。琴ノ若の出し投げが上手かった。
北勝富士が一度つっかけ，北勝富士が大きくつっかけて場内に歓声がわいた。二度目，霧島が左の張り差しから押し合いとなり，霧島が大きく引くと行司がこれを読めていなかったかぶつかってしまい倒れ込んだ。霧島は引いてまわしをとったが右下手，北勝富士左上手でやや膠着，霧島が右下手投げで崩して寄り，土俵際で引き付けて北勝富士のまわしを切ると同時にもろ差し，霧島の寄り切り。霧島が技巧を見せつけた。行司は災難だった。
翔猿が浅いもろ差しで中に入ったが豊昇龍が強烈に極めると翔猿が左を引き抜き，豊昇龍がなおも翔猿の右を引っ張ると翔猿がこちらも引き抜いてさばき合い，豊昇龍が左を深く差すと翔猿がもがけなくなり，豊昇龍が右も入れてもろ差し，豊昇龍の寄り切り。
正代が浅いもろ差し，照ノ富士が極めにかかったが正代が両肘を張って防ぎ，正代が休まず攻め続けると照ノ富士が回り込みきれなくなり，正代の寄り倒し。正代お見事。正代は金星。
