明瀬山が引退した。
大翔鵬が突き放そうとしたが，輝が長い腕を伸ばしてもろ差し，輝の寄り切り。
千代翔馬が左前まわしを良い位置でつかみ，右も深く差して剣翔を寄り切り。
熱海富士が左上手を先に取って寄っていき，琴勝峰が重い腰で回り込みながら粘りに粘ったが，熱海富士が休まず攻め続けて右の腕を返し，熱海富士の寄り切り。
妙義龍が低く押して崩し，碧山を寄り切り。碧山が突き返せず。
錦富士が浅い左差し，右からの小手投げで崩そうとしたがかえって呼び込み，錦富士が反転すると佐田の海が機敏に送り出し。
北青鵬が立ち合いかち上げでいったがややすっぽぬけ，宝富士が中に入ってもろ差し，宝富士の寄り切り。宝富士はこの日に幕内連続出場976回で単独７位となった。
御嶽海が一度つっかけ。二度目，両者頭で当たって御嶽海が当たり勝ち，そのまま遠藤を押し出し。
金峰山が当たり勝って翠富士を押し出し。
琴恵光が一度つっかけ，というよりも平戸海が立てず。二度目，平戸海がつっこんでいくと琴恵光が当たってすぐに右にかわし，平戸海が向き直って琴恵光が右差し，琴恵光がすぐに豪快な右からのすくい投げ。琴恵光は場所の間に婚約を発表していた。
高安が一気の出足，王鵬を押し出し。
竜電が一度つっかけ。二度目，阿武咲が立ち合いから押し続け，竜電が回り込んで粘ったが，阿武咲の押し出し。
豪ノ山が一度つっかけ。二度目は湘南の海がつっかけ。三度目，湘南の海が左差しを入れて捕えかけたが，豪ノ山が上手く回って引いて振りほどき，豪ノ山が低く押し込んで逆襲，豪ノ山の押し出し。
宇良が低く押し込んだが，隆の勝が土俵際で右からいなし，隆の勝の送り出し。
玉鷲が突き放そうとしたが錦木が押し返し，錦木の押し出し。錦木は小結昇進まで所要103場所で史上３位のスロー記録。
正代が先に攻めて突き放そうとしたが，琴ノ若が重い腰で粘って浅い右差し，正代は攻めが不格好になり，琴ノ若が逆襲して寄り切り。
朝乃山が左を差し，上手く巻き替えてもろ差し，若元春を寄り切り。朝乃山の完勝。
明生が左に変化し，大栄翔をはたき込み。
阿炎が突いて喉輪で思い切って攻めたが，豊昇龍が耐えて左に回り込み，豊昇龍がたぐってとったり。豊昇龍は大関初日よく耐えて勝った。
両者頭で当たって激しい押し合い，やがて貴景勝優勢となって押し込んだが，北勝富士が土俵際で右にかわしてはたき，両者ほぼ同時に土俵を割って軍配北勝富士。物言いがつき，スロー映像で何度見ても同時にしか見えない状況，かなり長い協議となり，同体取り直しとなった。それしかないだろう。二度目は北勝富士がつっかけ。三度目，今度は北勝富士が当たってすぐに引き，貴景勝をはたき込み。
翔猿が低く攻め，霧島が一度押し込まれたが残し，突き起こして浅いもろ差し，これで崩して最後は霧島が左まわしをとってのつり出し。
