大相撲九月場所六日目

十両筆頭の大砂嵐休場,旭秀鵬不戦勝。
豊響が一気の出足で押していったが,徳勝龍が土俵際でかわしてはたき,徳勝龍はかかとが怪しく,豊響は吹っ飛んだ。軍配徳勝龍で物言い。ほぼほぼ同時に見えたこともありかなり長い協議となり,やはり同体取り直し。二度目,今度は豊響が突きに行って徳勝龍を突き出し。
大栄翔が押し込んだが,土俵際で蒼国来がはたき込み。軍配蒼国来,二番連続となる物言いがついたが,軍配通り。スローで見ても蒼国来が残っていた。
輝がもろ差しで寄ったが,錦木が豪快な右からの小手投げ。
遠藤と豪風が押し合いになったが,遠藤が押し勝って右からの突き落とし。首のあたりと突く珍しい形となった。
天風手付き不十分で不成立。二度目,天風が先に攻めたが松鳳山が左からおっつけると天風大きく崩れて裏を向きかけたが,倒れず一度こらえ,しかしやはり立て直しきれずそのまま松鳳山がまわしを取って右からの下手投げ。
千代翔馬先に左四つを作っていい形,千代翔馬下手投げをうつと勢合わせて小手投げをうったが,さすがに千代翔馬の下手投げの方が早く,先に決まった。
玉鷲臥牙丸を左からの小手投げ。通算の勝敗が14−2だそうで,完全に合口である。
碧山が佐田の海を押し倒し。
琴勇輝と御嶽海が押し合い,琴勇輝が有利かに思われたが,意外にも御嶽海が押し勝って押し出し。


妙義龍が荒鷲を押し出し。
翔丸が今日は出足がよく,裏を向かせて千代鳳を送り出し。
嘉風が中に入って千代の国を寄り倒し。
宝富士が差し勝って左四つ,栃煌山を寄り切り。
稀勢の里指し勝って左四つ,正代を寄り切り。二番連続で全く同じ展開。力士の東西まで同じであった。正代は上位挑戦中で6連敗。
琴奨菊左四つで寄っていったが,隠岐の海柔らかく残し,琴奨菊何度も寄るも次第に体勢が崩れていき,隠岐の海が左ですくってから,右からの小手投げ。隠岐の海6連勝で,2横綱大関を破った。
高安と豪栄道突いてはたいての激しい攻防,互いのスタミナが消耗したところで豪栄道最後にもろ差しで捕え,豪栄道の寄り切り。熱戦。
栃ノ心嫌って待った。二度目,照ノ富士栃ノ心右四つがっぷり,照ノ富士がまわしを切ってからの上手投げ。
日馬富士が突き刺さるような立ち合いから休まず攻め,貴ノ岩を押し倒し。貴ノ岩は何もできなかった。
鶴竜が右四つ,やや時間がかかったが,魁聖を左からの上手捻り。