大相撲名古屋場所六日目

北播磨荒鷲を引き落とし。
錦木が一気の出足で佐田の富士を押し出し。
豊響が大栄翔を押し出し。
貴ノ岩土俵際に追い詰めてからまわしを取り,輝を寄り切り。
千代の国が右からうまくいなして徳勝龍を押し出し。
千代鳳と玉鷲が低く当たって押し合い,低さに分のある千代鳳が右からの突き落とし。
豪風がくるくる回って上手く体を入れ替え,蒼国来を左からの上手投げ。
佐田の富士右四つ早く,左上手いい位置で逸ノ城を寄り切り。
碧山猛烈に突いて遠藤を突き出し。
嘉風が大翔丸を押し倒し。嘉風は右目に大きなガーゼがあるが,右目は見えているのだろうか。


正代まわしがないまま攻めこんだが,宝富士が上手く引いて左に付いて送り出し。
栃煌山巻き替えようとしたところを勢が攻めこんだが体勢不十分,栃煌山が引きながらかわして左からの上手出し投げ。
高安と栃ノ心互いに右差しで両者上手をうかがい,高安が先に上手を取って寄り切った。これは高安を褒めるべきだろう。
稀勢の里左から差せずばたつき,妙義龍かいくぐって中に入り押しこんだが,稀勢の里土俵際左から突き落とし,軍配妙義龍で物言いが付き,軍配差し違えで稀勢の里の勝ち。これは確かに稀勢の里が残っていた。辛勝である。今日も微笑みがなかった。大丈夫か。
御嶽海上手く中に入り強烈な右からのはず押し,次第に照ノ富士の体勢が崩れて裏を向いてしまい,なんとか向き直ろうとしたところを御嶽海が押し出した。照ノ富士2敗に後退,御嶽海は大関戦初白星。
豪栄道立ち合いよく,左から差して魁聖を下手投げ。
琴奨菊左四つで寄っていったが隠岐の海上手く回り込んで突き落とし。なんだろう,あれだけ回り込まれるというのはやはり馬力が足りていないのだろうか。
松鳳山が先に攻めて日馬富士応戦,激しい突き合いになったが,最後は日馬富士の上手出し投げ。松鳳山善戦だが,今場所の日馬富士の動きもあまり良くない気も。
白鵬が琴勇輝を引き落とし。


逸ノ城負けて全勝力士が消滅。