大相撲名古屋場所二日目

青狼が貴ノ岩を寄り切り。青狼,今日はちゃんと相撲が取れてた。新入幕二日目で初白星。
里山潜って捕らえたが,豊響かまわず寄って押し倒し。なんと,8年ぶりの対戦らしい。前に里山が入幕していたときに対戦が無かったというのは意外である。
千代大龍が先に攻めたが足がついていかず,鏡桜の突き落とし。
遠藤かいくぐってもろ差し,英乃海を寄り切り。遠藤,やはり技術は隔絶している。
琴勇輝が旭天鵬を押し出し。
北太樹時天空を寄り切り。
誉富士が猛烈に突いたが阿夢露どっしりとして落ちず,左四つの良い位置をとって寄り切り。阿夢露が良い相撲だった。
嘉風潜ろうと粘ったが,頭から突っ込んだところでやや自滅気味に崩れ,佐田の富士がはたき込み。
大砂嵐が機敏に裏をついて豊ノ島を押し倒し。
臥牙丸低い立ち会いだが低すぎ,旭秀鵬のはたき込み。刈谷アナの「調子の悪い時の臥牙丸は,足が出ないまま頭だけ低い」は慧眼。
徳勝龍が猛烈に突いて玉鷲を突き出し。徳勝龍良い相撲。


隠岐の海が万全の左四つ,安美錦を寄り切り。
魁聖右上手早く豪風を捕え,さっさと寄り切った。魁聖良い相撲。
碧山一気の出足で逸ノ城を寄り切り。
栃煌山が細かくさばいて稀勢の里を送り出し。これは栃煌山がよく動けていたと褒めるべきだろう。稀勢の里はいい形になった場面もあったのに,決めきれなかった。
照ノ富士左前まわしを引いて勢を捕え,右四つに変わって寄り切り。苦手を撃退。
妙義龍もろ差しで入りかけてからさっと引くと琴奨菊が前のめり,妙義龍のはたき込み。琴奨菊初日から連敗。
豪栄道が押していき宝富士を押し出そうとしたが,宝富士土俵際で左から突き落とし,軍配豪栄道も物言い。スロー再生で見るとどう見ても宝富士が残っており,軍配刺し違えで宝富士の勝ち。豪栄道も連敗スタート。
日馬富士右肘を痛めて不戦敗。栃ノ心の不戦勝。これは仕方ない。
白鵬と高安互いに右四つ,高安が右をはず押しに変えて膠着,白鵬寄っていくと高安右差しに戻して再度膠着,1分を超えて白鵬左から絞るも,らちが明かないと見るや白鵬離れ,再度左差しで入ろうとすると高安たぐって崩そうとし,白鵬これをこらえると逆に高安が自ら崩れ,白鵬が押し出した。高安は白鵬のまわしを切るところまではできていたようだが,その後の攻めがなかった。というよりも,その後で攻められないのが白鵬攻略の難しさではあるだろう。とはいえ,二日連続で崩しそこねての長期戦,白鵬の攻撃力が衰えているというのはあながち間違いではなかろう。
鶴竜突き起こしつつやや下がって右四つ,佐田の海を寄り切り。