大相撲春場所六日目 簡略版

土佐の海は勝ち越せば戦後最高齢の再入幕なのか……がんばってほしいな。しかし、この日は武州山が勝った。
時天空、長い相撲の末なんとか勝ったがユルフンで勝ったような。
高見盛、立会いからぶちかまして磋牙司がひっくり返し、「これ絶対入ってるよね」の姿勢で押し倒す。
雅山北勝力の押し相撲対決。雅山のほうが一枚はたくのが上手だった。まだまだ雅山は押し相撲第一人者。


豊真将岩木山は気合の乗った正面からのぶつかり合い。しばしの押し合いの後、豊真将が押し勝った。単純だが良い相撲だった。
鶴竜うまく組んだものの旭天鵬にかなり厳しく極められたが、うまく足が入り外掛け。
安美錦稀勢の里の中にうまく入って寄り切り。土俵際、稀勢の里が突き落としてきわどかったが、稀勢の里の足が先に出ていた。
把瑠都諸手突きだがさすがにワンパターンになったか、豊ノ島がうまくかわして中に入ろうとする。把瑠都、良い位置でまわしを取り、上手投げで崩して最後は引き落とす。危なっかしいように見えて実は堅実にとれている相撲。
玉鷲立会い勢い良く、日馬富士一瞬下がったが玉鷲がつっこんでくるとうまくまわしを取り、そのまま投げて崩し寄り切った。玉鷲も悪くなかったが、日馬富士のうまさが光った取組。
琴光喜、変化されたら一瞬で終わりそうな勢いで立会うと良い形で組み、じっくりと寄り切った。若の里だと変化はできんわなぁ。
豪栄道、いろいろ骨折で全治一ヶ月により休場。あの足はそんなに重傷だったのか。地元大阪でしかもそこそこ調子良かっただけに、本人が一番悔しがっていることだろう。