2025年大相撲初場所六日目

照ノ富士が引退した。いつ辞めてもおかしくないとは思っていたが,場所中というのは驚いた。

 

北の若と時疾風が左四つがっぷり,こうなると体格に勝る北の若が有利で,北の若の寄り切り。

金峰山が今日も調子よく突き,左の喉輪で起こし,輝がその左をたぐったが呼び込み,金峰山の突き出し。

湘南乃海が当たり勝って攻め込んだが,玉正鳳が上手く左にかわしてはたき込み。

両者頭で当たって押し合い,琴勝峰が先に攻めていたが錦富士が上手く押し返し,錦富士の押し出し。錦富士は流石に気合が入っていた。

両者左四つ,伯桜鵬が巻き替えてもろ差し,しかし阿武剋が外四つで攻め込み,伯桜鵬がさらに巻き替えて右四つとなるが,阿武剋がなおも寄り,伯桜鵬が土俵際で懸命に粘ったが,阿武剋の寄り切り。阿武剋が力強かった。

明生が当たり勝ってもろ差し,錦木を寄り切り。明生が会心の相撲。

両者頭で当たり,尊富士が当たり勝って左四つ,右からおっつけて攻め,美ノ海を寄り切り。

翠富士が一度つっかけ。二度目,翠富士が右四つとなったが欧勝馬が突き放し,押し合いとなって欧勝馬がはたいていなし,欧勝馬の押し出し。

玉鷲が突いていったが宝富士が上手く左からたぐり,宝富士の送り出し。

高安が当たり勝って左四つ,狼雅を寄り切り。

 

遠藤が右に変化し,一山本を引き落とし。終わった後,遠藤は「立ち遅れた,ねらった変化ではない」とのことで,事実だろう。

千代翔馬が張り差しから右上手,すぐに振り回して御嶽海を右上手投げ。

平戸海が一度つっかけ。二度目,押し合いから平戸海が右四つで捕え,宇良を寄り切り。

王鵬が終始突き続けて攻め,翔猿が必死に逃げ回る展開,翔猿が脅威の粘りを見せたが王鵬が焦らず,王鵬の押し出し。熱戦。

若隆景が左に変化し,阿炎を引き落とし。

若元春が先に攻めて押し込んだが,隆の勝が押し返して体を入れ替え,隆の勝のはたき込み。

大栄翔が一度つっかけ。二度目,両者強く当たって大栄翔の二の矢が弱く,霧島が右にかわして引き落とし。

両者頭で当たって押し合い,豊昇龍が左からいなすと豪ノ山が後ろを向き,豊昇龍の送り出し。

両者右下手,先に熱海富士が左上手を取り,一枚まわしだったがそのまま攻め,琴櫻を寄り切り……と行司がさばいてから物言いがつき,やけに長い協議の結果,琴櫻が完全に土俵を割る前に審判が手を挙げ,それを見て行司がさばいてしまったため,誤審による取り直しという判定になった。スロー映像で見ると確かに琴櫻が土俵を割っていない。こうした取組は史上二度目で,2012年九州場所九日目の日馬富士・豪栄道戦以来とのこと。私もその一番を覚えてはいたが,ぱっと年を思い出せなかった。そんなに前だったか。二度目,琴櫻が浅いもろ差し,熱海富士がこれを強烈に抱え,時間はかかったが琴櫻を極め出し。

大の里が諸手突きから右四つで左おっつけ,正代を寄り切り。