2022年大相撲五月場所十三日目

英乃海が押し合いからいなしてもろ差し,輝を寄り切り。英乃海は十両筆頭で勝ち越し。輝は負け越し。

妙義龍が攻め込んだが,王鵬が上手く引いて肩透かし。妙義龍負け越し。

翠富士が右差しを入れて引き,錦木を肩透かし。

隠岐の海が一方的に攻めて荒篤山を押し出し。

明生が強く当たってもろ差し,琴勝峰が両側から抱えてこらえてやや膠着,明生が寄ると琴勝峰が右からの小手投げにいったが,明生がついていって寄り倒し。

千代翔馬が諸手突きから突き放し,照強をはたき込み。

碧山が右喉輪で攻めてぐいぐいと押し,志摩の海を押し出し。

豊山が一方的に攻めて琴恵光を左からの突き落とし。琴恵光負け越し。

若元春が差し勝ってもろ差し,東龍を寄り切り。東龍負け越し。若元春勝ち越し。

千代大龍が引いて呼び込み,玉鷲の押し出し。

 

北勝富士が押し込んでいって,宝富士がはたき込み,両者ほぼ同時に土俵を割った。軍配北勝富士で物言いがつかなかったが,同体取り直しに見える。確認のための物言いをつけてほしかったところ。決まり手は押し出し。

翔猿が中に入ろうと攻めたが,琴ノ若が左上手をとってさっと上手投げをうって崩し,翔猿が裏を向くと琴ノ若が逆襲,琴ノ若の押し倒し。翔猿負け越し。

霧馬山が両前まわしから深いもろ差し,栃ノ心が外四つで粘ったが,霧馬山が寄り切り。

遠藤が先に左四つ,素早く高安を上手出し投げ。

大栄翔が突き起こし,一山本を引き落とし。

両者強く当たって佐田の海が差し勝ってもろ差し,豊昇龍が右からの上手投げで粘ったが,佐田の海が寄り倒し。意外にも物言いがつき,軍配通り。佐田の海10勝目。

宇良が潜ろうとしたが阿炎が突き起こして,阿炎の押し出し。

若隆景が左からおっつけて崩し,隆の勝を引き落とし。隆の勝が明らかに動きが鈍かった。隆の勝が3敗に後退。

5-7の大関対決。御嶽海が先に右四つで良い形をつくり,正代を寄り切り。正代負け越し。

貴景勝照ノ富士が激しい押し合い,貴景勝がまさかの猫だましからやや優勢に攻めていたが照ノ富士の右差しが入ると貴景勝が引いてしまい,貴景勝巻き替えて左四つとなったが,照ノ富士がそのまま寄り倒した。

 

3敗で照ノ富士,隆の勝,佐田の海が並んだ。