2022年大相撲五月場所六日目

阿武咲が今日から休場。左肋骨が二本折れているとのこと。前日の貴景勝戦だろうか。

 

翠富士が張り差しからすぐに引いて王鵬をはたき込み。

両者胸で当たる強い立ち合い,千代大龍がすぐに引いて豊山をはたき込み。

明生が強く当たって押し,左からいなしていつも通り攻めていたが,東龍が受け止めて左上手を取り,そのまま上手投げ。

両者頭で当たって右四つ,やや膠着したが,妙義龍がすぱっとかわして輝を肩透かし。妙義龍の技巧が光った。

荒篤山が突き放そうとしたが佐田の海がついていき,さばいて右をうかがって押し返し,佐田の海の押し出し。

碧山と一山本が押し合い,碧山のはたき込み。碧山は無傷の6連勝。

隠岐の海が諸手突き,琴勝峰がかまわず攻め込んで先に左四つをつくり,琴勝峰の寄り切り。

千代翔馬がもろ差しで栃ノ心が外四つ,栃ノ心が右からの小手投げ。千代翔馬は三日連続で小手投げで敗れた。

錦木が照強を押し出し。照強はまっすぐ当たりすぎてほとんど何もできなかった。

志摩の海が押し合いから中に入り,宝富士を寄り切り。宝富士は6連敗。

 

若元春が左を差して攻めていったが,琴恵光が両腕でその左を捕らえて豪快なとったり。若元春が左肘を痛めた模様。

阿武咲休場で翔猿が不戦勝。

宇良が潜ろうとしたが遠藤が距離をとってかわし,さらに左を差して捕えると,宇良が引いたのに乗じて押し出し。遠藤お見事。

霧馬山が左上手をとって攻めかかると琴ノ若が必死にこらえ,琴ノ若がもろ差しを作ろうとしたが霧馬山が右前まわしをとって封じたところでやや膠着,霧馬山が体を開いて上手投げ。

豊昇龍が立ち合いで左四つ,大栄翔を一気の出足で寄り切り。豊昇龍が会心の立ち合い。

若隆景が右からおっつけて右上手,何度も上手出し投げをうって崩し,横について高安を送り出し。若隆景がよく取った。

隆の勝が左四つとなって攻め込み,正代がまわしを切ったがそのまま隆の勝が押し出し。正代はここまで先場所と同じ1-5。

御嶽海が立ち合いすぐに左上手,北勝富士を上手投げ。

阿炎が諸手突き,貴景勝が構わず前進したが前のめりとなり,阿炎が引いて引き落とし。

照ノ富士が張り差し,玉鷲がかまわず前進してそのまま押し出し。玉鷲は3場所連続の金星。