大相撲七月場所中日

琴ノ若が左膝を痛めて休場。昨日謎の弱々しさで負けたのはそういうことだったのか。

 

照ノ富士が右四つ,錦木がかなり粘ったがそのまま照ノ富士が寄り切った。錦木が差し負けた時点で厳しい。

琴恵光がはず押しで攻め,高安一度突き放すと,琴恵光が再び当たってもろ差し,高安どうも脇が甘い。展開変わって両者右四つとなったが琴恵光なおも良い体勢のまま,左を極めてそのまま投げきった。まわしをとっていたようで,決まり手は小手投げではなく上手投げとなった。

琴勝峰が突き放そうとしたが,佐田の海が右四つで組み止め,佐田の海の左上手投げ。

松鳳山張り差しもきかず,若隆景が右からおっつけて崩し,そのまま押し出した。若隆景の完勝。

琴ノ若休場,栃ノ心不戦勝。

琴勇輝が一方的に突いて,魁聖を突き出し。

妙義龍が右四つで捕らえて寄っていったがやや足が出ず,千代丸が左からの突き落とし。

石浦が左四つを先に作り,志摩の海巻き替えて石浦左上手となったが,石浦が上手出し投げで崩し,さっと逆向きにひねって足をかけて裾払い。石浦お見事。

琴奨菊が左四つで電車道千代大龍を寄り切り。千代大龍が脆かった。琴奨菊は幕内通算714勝,稀勢の里と並んで歴代6位タイになった。

照強が中に入ろうとし,勢一度は突き放したが,照強が再度中に入ろうとすると勢がはたいて呼び込み,照強が横について寄り切った。

 

玉鷲が徳勝龍をはたき込み。

竜電が中に入ろうとしたが宝富士が受け止め,左からの突き落とし。

炎鵬が潜って左下手をとったが右はとれず,霧馬山が左を差して右を取らせず,そのまま膠着。炎鵬が反り技にいったが霧馬山が上から押しつぶした。決まり手は右上手投げ。

立ち合い一度合わず。二度目,隆の勝と豊山の押し合い,隆の勝が下から押し込んで,そのまま押し出した。豊山はストレートで負け越し。

大栄翔と阿武咲の押し合い,大栄翔が一度引いていなすと阿武咲が崩れ,大栄翔の送り出し。阿武咲もストレートで負け越し。

隠岐の海が左四つ,遠藤は上手を取れず,隠岐の海がそのまま寄り切った。

御嶽海が当たって前まわしをうかがい,取れないと見るや押していったが,正代が受け止めて左にかわし,左からの突き落とし。御嶽海は立ち合いで前まわしを取りに行ったのが謎で,敗因。最初から押していけば押し切れたかも。

貴景勝の立ち合いが低すぎ,北勝富士が上からおぶさる形になってはたき込み。

碧山が突いていったが朝乃山が食い下がって押し返し,朝乃山が右四つとなると碧山があきらめ,朝乃山が寄り切った。碧山があきらめるのが早くてちょっと笑ってしまった。朝乃山無傷の勝ち越し。

離れて取る展開,白鵬が輝をはたき込み。白鵬もストレートで勝ち越し。

 

白鵬,ここまで七日目以外は張り差しの無い立ち合い。