大相撲名古屋場所千秋楽

殊勲賞は友風,敢闘賞は照強,技能賞は遠藤と炎鵬。琴奨菊は今日勝ち越しを決めて,かつ白鵬が優勝した場合という条件で殊勲賞となったが,それならそもそもあげなくてよいのでは……

 

錦木が千代丸を押し出し。

呼吸が一度合わず。二度目,炎鵬が低い立ち合いで中に入り,大翔鵬を左下手投げ。

栃煌山松鳳山を押し出し。千秋楽だけ馬力が出た。

輝がもろ差しで寄っていったが隠岐の海が耐え,隠岐の海が巻き替えて左四つ,隠岐の海が寄り切った。輝は押し相撲でいきたかったところ。

三賞受賞者対決。照強が一気の出足,友風を押し出し。照強は12勝,友風は11勝で終戦

琴勇輝が妙義龍を突き出し。琴勇輝も11勝に乗せた。

7-7対決。離れて取る展開となり,千代大龍が突き放して突き倒し。千代大龍勝ち越し,豊ノ島負け越し。

宝富士が左四つ,矢後を寄り切り。宝富士は連続出場600回となり,現役で最多。

逸ノ城が突き起こし,琴恵光を押し出し。

 

正代が立ち合いで左差し,右も入れてもろ差しとなり,貴源治を寄り切り。

碧山が大栄翔をはたき込み。碧山勝ち越し。

遠藤手付き不十分で一度行司待った。二度目,立ち合いから北勝富士が押し込んだが,遠藤軽やかに動いて残り,土俵際で右下手,北勝富士も左上手をとったが上手投げで呼び込み,遠藤の寄り切り。遠藤10勝目。

朝乃山が右四つのいい形,佐田の海を寄り切り。

明生が一気の出足,もろ差しで竜電を寄り切り。

玉鷲と阿武咲の押し合い,玉鷲の引き落とし。

これより三役。阿炎が思い切り変化して琴奨菊をはたき込み。阿炎勝ち越し。琴奨菊は負け越しで殊勲賞消滅。

御嶽海が一気の出足,志摩の海を押し出し。

白鵬が立ち合いで左上手をとりにいって両者右四つ,鶴竜が巻き替えにいって右四つに変わり,鶴竜が寄っていくと白鵬が絞って抵抗,鶴竜がこれを嫌って再度巻き替えてもろ差しとなり,鶴竜万全で寄り切った。鶴竜が強い相撲を見せた。

 

鶴竜が14勝で優勝。