大相撲九月場所十日目

宇良が豊響を肩透かし。宇良は幕内の土俵での初勝利。
臥牙丸が休まず攻めて旭秀鵬を押し出し。
千代翔馬が両前まわしを取り,大栄翔を寄り切り。
徳勝龍が左四つ,荒鷲を寄り倒し。決まり手はすくい投げが取られた。
遠藤一気の出足,電車道佐田の海を寄り切り。遠藤9勝目。
輝と琴勇輝押し合い,琴勇輝がうまくいなして横について押し出し。琴勇輝勝ち越し。
松鳳山今日は突いていき,蒼国来を突き出し。
千代の国が大翔丸を押し出し。大翔丸負け越し。
玉鷲と天風の押し合い,玉鷲が張り手で崩して押し出し。天風は何発も顔にもらってかなり嫌そうだった。
勢右からの小手投げにいったがすっぽ抜けて御嶽海が深い左差しで横につき,御嶽海が慎重に取って寄り切り。
妙義龍が立ち合いさっともろ差し,錦木を寄り切り。


豪風が立ち合い当たってすぐに千代鳳をはたき込み。千代鳳はなかなかはたかれないことが美点だったのに,今場所はどうもダメだ。
栃ノ心立ち合いで深い左上手,貴ノ岩は浅い左上手と深い右下手で組み合って攻防,栃ノ心は膂力で対処しようとしたが上手が深すぎて上手くいかず,貴ノ岩が引きつけに耐えて寄り切った。栃ノ心負け越し。
嘉風中に入ろうとしたが,魁聖が右からの小手投げ。
正代が差し勝って左四つ,栃煌山を寄り切り。この展開は予想してなかった。
高安と隠岐の海互いに左下手で上手がなく,互いに上手をうかがう情勢,結局高安が上手のないまま寄り,やや危うくもそのまま寄り切った。高安勝ち越し。隠岐の海は3敗に後退。
稀勢の里左四つ,じりじりと寄って琴奨菊を寄り切り。稀勢の里2敗を維持,琴奨菊3敗に後退。
照ノ富士張り差しも効果なく,豪栄道もろ差しで寄り切り。豪栄道は全勝維持。照ノ富士は4−6まで来てしまったが,勝ち越せるのか。
日馬富士が低く入って両前まわし,碧山を寄り倒し。
鶴竜突き起こして右前まわし,時間はかかったが左もとって宝富士を寄り切り。