宇良が十両で腰投げを決めていた。
錦木が攻めていったが，阿夢露上手く回りこんではたき込み。
千代鳳が立ち会いよく当たってもろ差し，臥牙丸を左からの下手投げ。
松鳳山張り差しがよく効いて千代大龍を押し出し。
攻防あって，徳勝龍が左四つで捕らえると即座に青狼を寄り切った。
遠藤が左四つで御嶽海を捕え，こうなると遠藤が力強く寄り切った。
豊ノ島が左から上手くおっつけて英乃海を押し出し。
大砂嵐立ち会いの諸手突きから素早く右四つ，強烈に引きつけて佐田の海を寄り切り。
貴ノ岩が大翔丸を押し倒し。
高安変化して豪風をはたき込み。
嘉風がはたきに耐えて玉鷲を押し出し。
栃ノ心がかち上げからの右四つ，蒼国来をつり出し。
碧山突いていくが逸ノ城こらえると，碧山の足が流れて逸ノ城の引き落とし。
魁聖右喉輪で攻め立てて正代を押し出し。
琴勇輝が突いて押して攻めたが宝富士もこらえにこらえて反撃，組めなかったが押し出した。
妙義龍が突きお越し，勢を押し出し。落下した勢が琴奨菊の右足を踏みつけ，琴奨菊がやや痛がっていた。
琴奨菊と稀勢の里互いに左四つ，琴奨菊が何度も寄りたてるが今日の稀勢の里は懸命に残し，右上手を取ると形勢逆転，稀勢の里の寄り倒し。熱戦。なお，稀勢の里と琴奨菊は60回目の対戦であった。これは大相撲史上最多。
日馬富士低く潜って左差し，これで攻めて豪栄道を寄り切り。
巻き替えあって鶴竜がもろ差し，隠岐の海を寄り切り。
照ノ富士左から張り差し，白鵬立ち会い右にややずれて右四つ，照ノ富士もがいてもろ差しになったが，白鵬が外四つのまま寄り切った。
