大相撲春場所四日目

臥牙丸電車道千代大龍を押し出し。千代大龍十両筆頭だが4連敗と相当危うい。
佐田の富士が力強く突いて阿夢露を押し出し。
蒼国来両前まわしで千代丸をうまく捕え,寄り切り。
豊響が攻め続けたが千代鳳が横に動いてかわし続け,さっと左を差して寄り切った。千代鳳の粘り勝ち。
琴勇輝が攻め続けて荒鷲を押し出し。
勢が右差しにいい形で入り,旭天鵬を寄り切り。
大砂嵐が左上手早く,北太樹を寄り切り。
嘉風が潜って果敢に攻め,旭秀鵬を押し出し。
誉富士が常幸龍を押し出し。
安美錦が回りこんで裏につき,時天空を送り投げ。「送り投げ」は珍しい決まり手かも。送り出し・送り倒しはよく見るが。平成25年夏場所以来とのこと。
魁聖松鳳山が正面から押し合い,魁聖が勝って押し出し。正面から押し合えばそりゃこうなる。松鳳山が不調。


徳勝龍引いて呼び込み,豊ノ島が押し出し。
高安右四つ,栃ノ心は上手無くやや苦しい体勢,栃ノ心蹴返しという奇策に出るが呼び込み,高安一気に寄るも栃ノ心土俵際右のすくい投げでもつれこみ,両者が同時に吹っ飛んだ。軍配高安も物言いがつき,簡単な協議で軍配差し違え,栃ノ心の勝ち。スローで見ても同体取り直しでいいのではないかと思う程度に際どい。高安は足のどこかしらを痛めた模様。
遠藤がいなして崩し,潜って碧山を押し出し。これは遠藤が上手いところを見せた。
照ノ富士今日は離れて取り,豪風を押し出し。
隠岐の海朝の稽古で左ふくらはぎを痛めて休場,玉鷲が不戦勝。
豪栄道差し手争いに勝ってもろ差し,栃煌山を寄り切り。
琴奨菊左四つ早く,妙義龍を寄り切り。
稀勢の里左四つを作るのに苦労したが,じりじりと上手を取って宝富士を寄り切り。攻めが遅い。
白鵬は30歳の誕生日。逸ノ城一度つっかけ。二度目,白鵬前まわしをつかんで崩し,もろはずであっさり押し出し。決まり手は寄り切りだが,まわしは切れていたように見えた。
日馬富士当たってすぐ左に動き上手,佐田の海を上手投げ。