大相撲初場所三日目

千代丸が徳勝龍を押し出し。
大砂嵐がかち上げて崩し,佐田の富士を右からの突き落とし。
旭秀鵬深い左上手で鏡桜を寄り切り。上手が深すぎたかに見えたがうまく寄った。
琴勇輝と嘉風押し合い,押し勝った琴勇輝の押し出し。
松鳳山諸手突きから突いていくが,時天空こらえて足を飛ばし,華麗な蹴返し。決まり手は裾払いが取られた。良い物が見れた。
荒鷲とったりで崩し,誉富士を押し出し。
妙義龍はたいて崩し,送り出し気味に蒼国来を押し出し。
豪風旭天鵬を引っ掛け。両者当たりは良かったが。
豊響玉鷲押し合い,豊響攻め急いで玉鷲がかわし,右から突き落とし。
佐田の海はたこうとして呼び込み,隠岐の海の寄り切り。


常幸龍一気の攻めで千代大龍を押し出し。
豊ノ島が右四つで魁聖の動きを封じ,見事な寄り切り。
安美錦と遠藤押し合いのはたき合い,互いに読み合う頭脳ある攻防戦で,安美錦が思い切ってつっこみ決まり手は足取り。
逸ノ城張り差しから右四つ,碧山を寄り切り。
栃煌山もろ差しで入り,琴奨菊を左からすくい投げ。琴奨菊は相変わらず栃煌山には勝てない。
稀勢の里照ノ富士互いに左下手,照ノ富士が豪快に下手から振ると稀勢の里大きく崩れ,照ノ富士が寄り切った。照ノ富士の膂力を賞賛すべきか,稀勢の里の衰えを見るべきか。
高安左差し,豪栄道巻き替えてもろ差しに変えて寄り切り。
鶴竜右四つを作り,栃ノ心を寄り切り。栃ノ心に形を作らせない早さだった。
白鵬まわしを取らせず,電車道で宝富士を押し出し。
日馬富士も勢を圧倒して押し出し。