大相撲九州場所七日目

栃乃若が十両で7連勝。好調そうである。


天鎧鵬が1分30秒の長い相撲で芳東を寄り切り。天鎧鵬は十両1でここまで4−3だが,戻ってこれそうな気がする。
旭日松良い馬力で若の里を押し出し。旭日松良い相撲。
千代大龍も一気の押しで嘉風を突き出し。千代大龍も良い相撲。
潜る千代の国に突いて返し,低くなったところではたいて勢が勝った。
常幸龍時天空を押し出し。
阿覧左上手早く,富士東を寄り切り。さすがに阿覧もこのくらいの番付だとまだ取れる。
臥牙丸が猛烈な押しで若荒雄を押し倒し。
豊ノ島左四つ,ややがぶって北太樹を寄り切り。
旭天鵬左四つで捕えて雅山を寄り切り。
翔天狼が立ち会いで脳震盪,碧山が勝った。それほど強い当たりではなかったように見えたが,当たりどころが悪ければ誰だってこうなる。不運であろう。


舛ノ山もろ差しで大道を寄り切り。大道は足が止まっていた。
豊響が高安を押し出し。
松鳳山突き起こして魁聖を押し出し。魁聖は潜らせまいと抵抗していたが松鳳山が押し相撲に移行したため効果が無かった。過去に中に入られて負けているので,対策としては正解だったのだが。
栃煌山がおっつけて起こし,もろ差しを入れて安美錦を寄り切り。
豪栄道豊真将右四つがっぷり,豪栄道かなり苦労したがなんとか土俵際まで持って行き寄り切った。豊真将は一枚しかまわしをとれておらず,豪栄道がややユルフンだったのは勝因の一つと言えよう。
妙義龍もろ差しで稀勢の里突き放し,めまぐるしく攻防が入れ替わったが,最後は稀勢の里なんとか寄り切った。稀勢の里は今日も一歩間違えたら負けている危うい相撲。
琴欧洲一度つっかけ,二度目の立ち会い。隠岐の海のほうが早く体勢をつくり,左四つで寄り切った。
鶴竜右に変化して琴奨菊をはたき込み。九州でこれはブーイングになるだろう。
日馬富士外四つで豪風を寄り切り。
白鵬右四つ早く,時間をかけて崩すと栃ノ心を左上手投げ。